見出し画像

02.退職後の私の決め事

思いのほか、いろいろな方が見てくれていることに感激しています。
ありがとうございます。
50歳で退職といっても、いわゆる「FIRE(早期リタイア)」なんていう、お金がたっぷりある人のそれではなく私の場合は「背水の陣」、つまり崖っぷちタイプの退職です。
潤沢な資産もない、頼りになる家族もいない、これといった特技もない。
「ないないづくしの退職までの道のり」となっております。
いろんなものが無い私ですが退職を目前に、いくつかの決め事はすでにあるのです。

・この気持ちを忘れないでおく

退職してしばらくは開放感を味わって、学生として勉強に身を入れて、充実した日々になることは想像できるんです。
でもそれが長く続がないことも想像できます。きっと闇雲に不安になって、社会的地位を自ら捨てたことに後悔するかもしれないと。
だけど私は「やっぱり辞めなきゃよかった」なんて思いたくない。
思い返せば屈辱的なことや理不尽なこともたくさんあったし、満員電車にはもう乗れない(肉体的にも精神的にも)。辞めると決心したこの思いは忘れてはならぬと強く思うのです。

・時間を無駄にしない生活を

私のもったいない精神は50代の時間に向けて注がれているので「時間を無駄にしない」はもっとも重要といってもいいと思います。
社会人大学生になってから勉強することが楽しくて、単位取得のための勉強だけじゃなく、いろいろなことを学びたいと思っているのです。特に英語はみっちり勉強したいことのひとつ。
辞めたら時間はたっぷりできるけど、それは「自由時間」ではなく「いつだって時間は有限だ」ってことを肝に銘じて生活していこうと思っています。

・春夏秋冬を味わって生きる

今でも意識的に季節を感じるように生活しているつもりですが、スイッチングの早い映画みたいに慌ただしさの中で触れるだけで、季節を味わってる感はほぼありません。
春先は藤棚を見に行ったり、初夏には梅酒を仕込んだり、10月には神在月の出雲大社へ行ったり、冬には屋台でおでんを食べたりしたいのです。
とりあえず、梅酒の仕込みは必ずやろうと思っていますし、旨いアテも探してみたいです。吞兵衛の道楽みたいですけど、まぁ半分そうなんですけど、「じっくりゆっくり手をかける作業」をしたいと思っています。
8ミリフィルムの感覚で春夏秋冬を感じながら過ごしたいと思ってます。

はじめて「FIRE」というものを知った時は、スティービー・ワンダーのアレか、缶コーヒーか、って勘違いしたくらいリッチな「FIRE」とは縁遠いですが、無きゃ無いなりにDIY精神でやってやりますし、できる気もしています。
ひき続きごひいきにどうぞ。



この記事が参加している募集

退職エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?