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04.大学生になろうか悩んでいた49歳のわたしへ

ちょうど一年前、通信制の大学に入学するか悩んでいました。
新しい年になると何か新しいことをはじめたくなるっていうのは人間に組み込まれた「新春チャレンジプログラム」なのかもしれませんね。
49歳が大学生になろうとすれば、いろいろ超える壁があったことを思い返してみました。


・年齢の壁

大学生になるといっても、キャンパスに通うわけではないので学生生活を送る上で、年齢のギャップに悩まなくてもいいというのは通信制大学のメリットのひとつだといえるでしょう。
実際に入学してみると私よりはるかに先輩方がたくさんいて、驚きとともに畏敬の念を抱きました。学ぶことに年齢の壁など無し、です。
さて、環境の上で年齢の壁を感じることはないとしても、約30年ぶりに学生になって、「果たして勉強についていけるか」という不安はありました。
でもこれって、やってみないとわからないこと。
入学して「無理だな」と思ったら一年でやめてもいい、と最初にプレッシャーのハードルを下げて入学手続きをしました。

・学費について

下調べをしていくなかで、通信制大学の学費はさほど高額ではないとわかりました。「これくらいならいける」という金額だったことも背中を押す一因でした。
私の通う通信制大学の場合ですが、年間の授業料は23万円ほど。入学時には入学選考料・入学金として5万円がかかります。
このほかに、スクーリング授業の授業料やテキスト代がかかります。
現在までの学費総額は32万円ほど。1年次終了の3月いっぱいまでテキスト代で数千円使ったとしても33万円で収まりそうです。
スムーズに4年間で卒業できるとすれば、トータル120万円くらいの学費になる計算です。120万円で抑えるためにも是が非でも、124単位を4年間でクリアしたいという思いで日々勉強に取り組んでいます。

・仕事との両立

私の場合ほぼ定時で退社できるので、仕事が終わった後から就寝までは大学生でいられる環境です。勉強に充てられる時間を4時間くらい確保できそうだなと思っていました。しかし実際は学びモードに突入すると5,6時間パソコンに向かっていることもざらで、大事な睡眠時間が減ったのは痛いところです。
若干の睡眠への弊害があっても前向きに続けられているのは、学ぶことの楽しさにハマったからだと思います。単位取得はまるでゲームのようで、単位を取得するたびに、新しい知識を得るたびに、強くなっていくRPGゲームを楽しんでいる感覚。
「新しいことを知るよろこび」は、減った睡眠時間を補うくらい私の新しいエネルギーになりました。

・大学生として2023年のふり返り&2024年へ向けて

2022年までの生活とはガラリと変わって、2023年はメリハリのある一年を過ごせました。
レポート作成のために調べたり、考えたり、書いたりすることで脳が活性化していることを実感します。脳からアンチエイジングを実践して、より良い50代を過ごしたいという希望が湧いてきたことも、思い切って大学に入学してよかったことのひとつだと思います。
一番最初のnoteにも書きましたが、脳が活性化されて論理的思考に頭が切りかわったことで、2024年に仕事を辞めて新しい道に進むことを決断することができました。これはかなり大きなトピックとなりました。
これが吉と出るか凶と出るかは自分にとって、これからのおたしみといったところです。

結果、49歳で大学生になったことは大正解。
今年はより勉強に身が入る環境になると思うと、あの有名なシベリアンハスキー並みに武者震いが止まりません。
「新春チャレンジプログラム」が発動して悩んでいるなら、やってみたほうがいい。ただしやってダメならやめてもいい。そんな結論に達したところで現場からは以上です。
あ、それから退職の件は今週決行予定です。いよいよ「退職への道」がスタートいたします。
ひきつづきごひいきによろしくお願いします。

2024年のわたし。鼻息荒め。

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