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美味しい水出しアイスコーヒー

こんにちは

日頃ホットコーヒーを飲むことが多いですが
たまに冷たいアイスコーヒーを飲みたくなります

今回は、手軽に美味しいアイスコーヒーが楽しめる
方法をご紹介します


水出しアイスコーヒーとは

水出しアイスコーヒーは
熱湯ではなく水で抽出するコーヒーのことです

アメリカのコーヒー専門店で生まれたそうで
コールドブリューコーヒーとも呼ばれます

ドリップしたり蒸らしたりする手間がいらず、
カフェや喫茶店のような美味しさを
家庭で手軽に再現できます

そして、味においても一般的なアイスコーヒーとは
異なるポイントがあります


水出しアイスコーヒーはマイルドな味わいが特長

一般的なアイスコーヒーは、
90℃前後のお湯で抽出したコーヒーを
大量の氷で急冷して作ります

高温で淹れることで、コーヒーの香りや色と共に
苦味や渋み成分も溶け出します

一方、水で抽出する水出しアイスコーヒーの場合、
水に溶けづらい苦味や渋み成分は抽出されにくいため
雑味が抑えられたまろやかな味になります

水出しアイスコーヒーは
一般的なアイスコーヒーにはない甘みや
コーヒーそのもののフルーティーさを
感じることができます


コーヒーならではの成分も控えめになる

水出しアイスコーヒーはコーヒーならではの成分の
抽出も控えめになるため、
コーヒーがもたらすカフェインやポリフェノールの
ダイエット効果を期待する場合は、
水出しアイスコーヒーでは少し物足りないでしょう

これらの効果が促進されるためには
80℃前後でいれた方が良いでしょう


水出しアイスコーヒーの基本の作り方

材料と道具はとってもシンプルで、簡単にできます

【材料】

・コーヒー 65g
・水(常温) 800ml


【道具】

・計量カップ/計量スプーン
・ポット(ピッチャー)
・お茶パック(だしパック) 2枚

専用ポットを使えば、お茶パック不要ですよ


水出し専用のアイスコーヒーもあります


アイスコーヒーを作るための豆については後述しますが
深煎りのコーヒー豆がオススメです

豆選びに迷ったら、フレンチローストや
イタリアンローストと表示されているもので、
挽き目は中細挽きが抽出しやすいですよ◎


【作り方】

1.2枚のパックに、コーヒーを均等に入れます

パックにコーヒーを詰めすぎると、
水がパックに詰めたコーヒー粉が厚くなり
真ん中まで染みていかず十分に抽出できません

無理に1袋に入れようとせず、
袋を2つ以上に分けて使うと良いでしょう


2.コーヒーを入れたパックを
ポットやピッチャーに入れ、水を静かに注ぎます

水出しとはいえ、水の温度が低すぎると
コーヒーの香りや旨味が抽出されにくく
薄いアイスコーヒーになってしまいますので
常温水を注ぐと良いでしょう

パックにかかるように、少しずつ水を入れます
水を入れた後でパックを入れると浮いてしまい
しっかり浸水しなくなってしまいます


3.ポットのふたをして、8時間を目安に
冷蔵庫で冷やします

冷蔵庫の臭い移りを防ぐために
できれば密閉できるフタ付き容器を使いましょう


4.コーヒーパックを取り出したら完成です

夜、寝る前に仕込んでおけば、
翌朝には美味しい水出しコーヒーが出来上がります


抽出時間は好みで調整してもOK

コーヒー豆の種類やその日の気分によって
抽出時間を変えてもOKです

例えば、

・ブレンドの中挽きフレンチロースト 8時間
・ブレンドの細挽きフレンチロースト 15時間
・メキシコの中挽きフレンチロースト 15時間
・メキシコの細挽きフレンチロースト 15時間

見た目ではあまり差がありませんが、
いろいろ飲み比べてみて
コーヒー豆の種類や挽き方や豆の量、
抽出時間などいくつかの組み合わせを試してみて
好みの水出しアイスコーヒーを見つけるのも楽しいですよ


水出しコーヒーオススメの豆

豆の種類(産地)によってそれぞれ特徴があるので
いろいろ試して好みの味を見つけるのも楽しいです

代表的なものをご紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください


・ブラジル

香りの甘さが軽快で酸味・コク、苦みのバランスが良い


・コロンビア

酸味と甘味が重厚で全体的にバランスが良い

・マンデリン(インドネシア)

苦みが強くコクが口に広がり
酸味はなく独特な後味がある


・グアテマラ

豊かなコクとフレッシュな酸味で
キレのいい後味が特徴


・キリマンジャロ(タンザニア)

強い酸味とコクが特徴


・モカ(イエメン、エチオピア産)

フルーツのような爽やかな酸味で甘みとコクがある


水出しコーヒーオススメの挽き方と焙煎方法

挽き方は挽き方は中細挽きが定番でオススメです
粗挽きは抽出しづらく、
濃度の薄いアイスコーヒーになってしまうため
あまり適しません


また、焙煎は深煎りがオススメです
冷やしてもコーヒー本来の味を味わうことができます

ちなみに焙煎時間が短い(浅煎り)ほど
酸味を感じやすい傾向があります


水出しアイスコーヒーの賞味期限

作った水出しアイスコーヒーは、
3日以内に飲み切ってください

ドリップコーヒーほど
風味が飛んでしまうことはありませんが
作った後にはやはり酸化が進み味が変化するため
抽出から3日を目安に飲み切りましょう

ただしこれは、清潔な容器に入れて
冷蔵庫で保管した場合の賞味期限で
常温での保存は水自体が腐ってしまうことがあるため
ご注意ください


水にもこだわろう

ミネラルウォーターを使う場合は、
軟水を選ぶのがオススメです

マグネシウムを多く含む硬水は
コーヒーの味に影響してしまうためです

ちなみに水道水を使う場合は、
コーヒーの味わいを阻害してしまったり健康のためにも
カルキ臭を取り除いた状態であることと
鉄分の多い水ではないことに気をつけましょう

浄水器を通すことをオススメします

また、水のかわりにミルク出しアイスコーヒーも
美味しいですよ

牛乳にコーヒーを浸け込んで作るだけで、できます◎



まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

ちなみに、お茶の水出し方法を
過去に記事にしておりますので
こちらも是非併せてお読みください

夏は終わってしまいましたが、
たまにはさっぱりとアイスコーヒーを飲みたくなったり
水代わりにアイスコーヒーを
飲みたくなることがあると思います

専用器具がなくても、お茶パックやだしパックでも
抽出できますので
思いの外簡単にできると思います

ご自宅でも美味しい水出しアイスコーヒーを
手軽に楽しんでみましょう◎

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