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共感覚とかエモさとか

ここ最近、YouTubeやラジオなどの配信で人が話しているのを聴くことが
増え、音楽をあえて聴く習慣が減っていたのですが、

あえて「音楽」だけを聴く日にしてみたら
YouTubeとかでジュークボックスのように
好きな音楽を選曲し、自分が感じたい雰囲気を簡単に演出できる
素晴らしいツールということを思い出した。

この音楽はこのような感覚になれるから好き!というように
音楽と感情はとても結びついると思っていて、

それぞれ好みも違うし
こだわりも人の分だけある。
だから今の自分にぴったりの曲を選んで聴けた時は
とても言い表せないような高揚感でいっぱいになる。

話は少し変わるけれど、
画(え)を作る、絵を描く時も
頭の中でこんな音のする画にしようとイメージしてつくることがある。

CDのジャケットのデザインは
まさにそんな感じで、
その音楽(音)を視える画に変換する気持ちで
ほとんど作っていた気がする。

音に色がついて感じられる共感覚の人もいるように、
同じエネルギーを
見えないもの、視えるものにただ換えて表現しているのだと思う。

だから視えるもの以外のものを感じとる感覚を研ぎ澄ませていたいと思ってきたし、
感じた感覚を視覚化するのをずっと練習してきた感じ。

そして、その視覚化の際に
その画を出力する人の個性、特に感情のフィルターを通して出てくると思っていて、
例えばAIが生成する画はすごく綺麗だけど無機質なように、
人が作るものは感情があるから感情が動かされる作品を生み出すことができる。

なので、すごく平らな言い方でいうと「エモさ」を込めた画を作りたいと思っている。

視覚的なものをつくる仕事をしているけど、
逆に見えないものを感じとる感性を大切にしたい。

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