【母と実父母、義両親との関係】〜母と私と家族の物語〜

私の小学生時代を書く前に、
私の幼少期には気付いていなかった、
母に大きな影響を与えた
母の実父母、義両親との関係を
書く事にしました。

母と実父母との関係

祖父は大正生まれの4人兄弟の長男。
長男として家族から大変頼りにされていた。

第二次世界大戦には東南アジアの激戦だった地域で戦い、奇跡的に終戦後帰国した。
とても真面目な性格で、長男として家を支えた。

大手の会社に就職、終戦後独立し、
何かの部品の製造工場を経営していた。

自分が作った家族にはかなり厳しく、
母と母の妹の人生を決めていたそうだ。

母はかなり祖父を恐れていて、自分の進路の希望でさえも自分の思い通りにならなかったと言っていた。

母は長女で、祖父には特に厳しく育てられ、
学校の成績は全て満点を求められたそう。

母は賢かったので、努力でその期待に応えたけれど、相当キツかったと思う。

祖母は穏やかな、とても優しい人。
天然だなぁと思う事が色々あったけど、
とても聡明な人だと思う。

祖父の言う事には家族の誰一人、
逆らわなかったようだ。

母は祖父の影響をかなり受けている。
後々心の病気を発症する原因でもあると、
私は思っている。

義両親との関係

母と私の父方の祖母（姑）との関係は
私から見てても明らかに良くなかった。

祖父は明治生まれ、私の住んでいる街の近郊の町に生まれ、裕福な家の末っ子。

2人の兄達を相次いで亡くし、家督を相続する事になった。高校の美術教師。

私はあまり祖父とは話した事はなかったけれど、いつも穏やかにニコニコしている人だった。

祖母は明治生まれ。都会育ち。
とっても勝気でパワフルな人だった。

お金持ちの家に育ち、3人の長女。
気が強く、言いたい事もハッキリいうタイプ。
かなりのお嬢様気質。

母は裕福とは言えない家庭で育ち、
父親はとても厳しく、
自分の意思をなかなか言えないような
環境で育った人。

余りにも性格が違いすぎ、、、（笑）

祖母にとっては嫁が気に入らない。

しかも父には姉がいて、
祖母と姉妹かと思う程仲が良かった。

母は祖母や祖母の言いなりの父の姉と
どうしても仲良くできず、悩んでいたと思う。

（父の姉の結婚は祖母が決めた人だった。
かなり昔の価値観が残っていた家庭だったかも）

母から聞いた話では、
かなり祖母や義姉に意地悪な事を
言われたようで、
母は完全に父方の家族には
心を閉ざしていた。

※今回は母の心の形成に関わった重要な
人間関係を書きました。

家族って、夫婦って、
色んな形があるし、色んな出来事が
ありますよね。

人間関係を学ぶ、最初の人達。

人間が生きていく上での基礎を
作るのが家族とも思いますが、

一生の『重り』となる事も
あるんだなぁとも思います。

次回こそは（笑）
私の小学生時代を振り返り、
母との関係を書いていきます。

お読み下さり、ありがとうございます。