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【48/1096】成熟した自分とパーツ~CRMセッションの面白さ

48日目。着実に歩を進めているはずだが、遅々として進まない感覚にもなる。数字とはありがたい存在なのだと知る。そして今日はすごい雨だ。ぼつぼつと雨が降る音が部屋に響き渡る。

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CRMというセラピーを提供している。(https://comprehensiveresourcemodel.com/
まだ日本で提供している人は数が限られているが、とてもパワフルで面白いセラピーだ。神経生物学に基づいた、感情に焦点を当てたトラウマ治療モデルで、自分の傷ついたトラウマ体験の耐え難い感情のルーツに到達し、それを”今”の自分の資源(リソース)によって再度体験し、クリアにしていくもの。
自分自身のリソースを育てるとともに、ADULT SELF(成熟した自己=本来の自己)を育み、トラウマ体験をしたパーツとしっかりと向き合い、統合していく。
体験するセラピーなので、言葉で説明するのは難しいが、思ってもいない、想像したこともないことが、身体の内外からあらわれてきて、それを再体験するので、受ける側の準備、覚悟によって、到達できる地点が変わる。それでもかなり安全に、ワークでき、過去世や世代間連鎖のトラウマにもアプローチできる画期的で不思議な手法だと思う。
スピリチュアリティも必要なのだけど、たぶん疑われることのないように?神経学のエビデンスをきちんと取って検証していて、
このセラピーは提供する側の自己信頼がとても大事だなと思っていて、定期的に自分もセッションを受けている。なにしろADULT SELFが育っていない状態のクライアントの場合は、セラピストのADULT SELFの働きが重要になってくるので。

これが受けるたびに面白い。
ルーツに到達するまでに、準備が整っている人の場合、5秒で行けるらしいが、私もそう時間がかからずにまっすぐ到達できるようになってきた。
この手法の創始者Lisa Schwarzさんから直接講義を受けたのだが、そのとき「トラウマの処理をするのは大変なことじゃない。トラウマにたどり着ければあっという間だ。それまでに出てくる防衛反応、パーツに対応することに時間がかかる。それを惜しんではいけない」と言っていた。
ルーツにたどり着くまで回避行動、防衛反応をとりのぞくのに、時間がかかるのである。(人間は、人間だというだけで、その回避行動を死ぬほどしているのです。誰でも。)パーツ(回避行動をする防衛反応のこと)が一体化している状態の場合も多く、ルーツにたどり着いた、とクライアントが言ったとしても、セラピストが「ああ、これは違うな」と見極められる状態であるかどうか?は大事だ。

今日は世代間連鎖のトラウマを扱ってもらった。お金に関して、わりとしつこく、何度も出てくるもの。
自分の身体に聴きながら、あらゆるリソースを使って、その体験のルーツに入る。
思ってもいないものを観て、神経がフルスロットルで活性化し、沈静化していった。
セラピーとは関係ないが、呼吸整体をやっているのが、私のリソースになっている。
今日も、ものすごく面白かった!
この終わった後に、「面白い」「楽しい」という感覚になるかどうかも大事で、疲れてしまう場合は、ADULT SELFが育っておらず、パーツが対応しているということらしい。なるほどねー。

定期的に勉強会に参加して、ブラッシュアップしつつ、自分もセッションを受けることでよりよいセッションを提供できるようになってきてるなーと思う。なんというか、このセラピーは、創造力によって展開していく感じ!

興味ある方は、セッション提供できますので、お声かけください。

ではまたね!



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