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【972/1096】所作と自然呼吸

今日は呼吸のお稽古。
先月までいろいろテーマを持ってやっていて、今月はこちらで用意はしていなかったので、なにかある?と聞いてみる。

「なんで〇〇しちゃったのか」「〇〇と言わなければよかった」と後悔するのを何十年も繰り返している

というので、それをテーマにやる。

「しなければよかった」と思い続けているのに、またするのはどうしてか?を考えたことがあるか聞いてみると、
「え?それをしなければ、、、ではなくて?」
と返って来た。
これ、あるあるだなーと思う。
解決しようとしていないことに気づいていない。

○○しちゃった、なんでしちゃったんだろう?と考えるだけで終わる。
なんでしちゃったんだろう、私はダメだ、で終わる。
ここで終わると、変わらない。
変わらなくて済む、というものすごいメリットがある。

でも、「そんな自分がイヤだ」と思っている自分もいる。
変わらなくて済むという自分と、イヤだと言ってる自分がずっと葛藤している。
葛藤している状態を許しているのである。
つまり、息をあげるのを許している。
葛藤すると息が上がる。
止まらなくても相当浅くなる。

日々の所作で、息が止まっている。
日常、ものすごく息が止まっている。
止まっていたら、息を吸えばいいんじゃないの?と言う。
それは違う。
所作で息を止めないような動きに変えるのである。
身体が動くたびに自然に息の出入りをしてくれている。
その邪魔をするような所作をしない。

というわけで、今日は前半、所作を変えるとどう息が変わるか?を体験する。
靴を履く
障子をあける
立ち上がる
座る
物をとる
物を置く
などなど。

「こんなちょっとで全然違う!!」
と実際に体験すると理解できる。

その後、自然呼吸の回復と言うワーク。
自分の身体の動きに合わせて、息が出入りしているのを感じて観察する。
毎回毎回、同じではないこと、
その動きでも、邪魔する動きが入れば息が止まったり、逆転したりする(本来、吐くときに吸ってしまう)。
ほんの数センチ位置を変えただけで。
ほんの少し、凝視しただけで。
このくらい、ではなくて、そこはしっかり身体の声を聴いて邪魔しない練習。

日常で息が止まった時、「なんで止まっちゃったんだろう」「なんで止めちゃうんだろう」と考えても、また次やれば息は止まる。
ではなくて、息が止まったら、その動きをやめる。
そうではない動きを探す。
まずはそこから。

2週間後、どのくらい発見してくるかな。
日常が楽しみになりますね。

では、また。

https://www.mayumiinaba.com/breathingclass




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