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【373/1096】I am a monster.~わたしったら意地悪だ

373日目。秋の雨は、寒くなってくるからか、さみしい体感。


アメリカドラマの「THIS IS US~36歳、これから~」というドラマを観ている。
何人かに勧められてたのだが、最近、なかなかドラマを観る余裕がなかったため(ドラマは観始めると長いので)、今頃から観ている。

なかなか面白くて、人気のあるドラマなのもうなづける。
シーズン1の途中まで観ているのだが、シーズン6まであるようで、観終わるまでに相当時間がかかりそうだが、それまでアマプラで観られることを祈る・・・。

エピソードの中に、今日のタイトルのセリフがあった。

「I am a monster.(わたしったら、意地悪だわ・・・)」

三つ子を妊娠中の妻が、後期に入り、感情をうまく制御できず、夫にその持て余した感情をぶつけてしまう日々が続いている。夫はよく耐えているが、「妻に悪魔が乗り移ってる」と表現していて、いつもの妻とは違うと思っている。
「ひとりにして」と夫を追い出して、そんな自分に自己嫌悪もしているが、一人の時間を過ごそうとして、また自分の感情の波にもまれてしまう。
カレンダーを見て、夫の誕生日だったことを思い出し、つぶやく一言がこれ。

翻訳よりも、この
「I am a monster.」
という表現の仕方がいいなと思った。

私は妊娠したときよりも、産後のほうが感情の起伏の波が激しく、この妻のレベッカのように夫に当たり散らした記憶があるが、まさにあの時「I am a monster.」だったなーと思った。

でも、このドラマのレベッカのように、そうした後に、自分でそれを認めて、夫に心を尽くして謝るということはしなかったような気がするなー・・・と思い返すなどする。。。

この夫と妻は、THIS IS USの父親と母親で、ジャックとレベッカという夫婦なのだが、この夫婦がすごく率直に話をするシーンがすごくよいなと思う。

言葉にすることだけがすべてではないのだけど、言葉にすることの努力をし続ける。
でも、言葉の限界も知る。

あと、全然別のシーンで、53年連れ添った妻をがんで亡くした産婦人科医が、スーパーで買い物しているときに、隣人の夫を亡くした妻から
「時間があれば、夕食を一緒に」
と誘われるのだが、こういう隣人との関わりってすごく大事だなと思う。
スーパーで、こんな風に声をかけてもらえる関係性を作っておけるかどうかって、すごい豊かな人生になるか、孤独になるかの違いに通じる気がした。

あと、このTHIS IS USは、終わった後にキャストが「That was US」とドラマのシーンを振り返って話をするのがあって、これがまた舞台裏トークみたいで面白い。
こういうの、好き。

と、ドラマを観ると、いろいろ考えたり、感じたりするのが面白い。
若いころは、登場人物になりきって感情をぶんまわして観ていたが、今はけっこういろんな角度からドラマも観られるので面白さが変わってきた。

シーズン6まで観られるかはわからないが、とりあえず、シーズン1はコンプリートしたい。

では、またね。


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