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【245/1096】思春期に、「イヤだとOKのトリセツ」をつくる

245日目。雨が続くと身体が重くなる。身体ってほんと正直だなあ。


今日は、神奈川県の高校で、多様性の授業。
私が共著で2020年に書いた「きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ」という本の「性と生のトリセツ」から作ったワークショップ「イヤだとOKのトリセツづくり」をやった。

このワークショップでは、
自分の「イヤだ」を知り、自分と相手の「イヤだ」を大切にしながら、一緒にいるためのOKを探す
ということをしている。
授業はここから3週連続で行うので、新たにワークも作りこんでいて、これから正解のない多様性社会を生きるのに必要な対話力を身に着ける練習にもなるように、ロールプレイなども盛り込んでいる。
なるべく、楽しく学べて体験できるように工夫してみた。

私がこのワークショップで
・自分自身を大切にすること。
・自分と同じように相手も大切にすること。
・自分の「イヤだ」をダメなことにしないで、よく知ること。
・「イヤだ」を表現するときに、イヤだだけではなくて、お互いのOKを探していくと一緒にいやすくなること。
を伝え、その実際の練習をする場を提供している。

特に、思春期にこの学びがあると、そのあとに人間関係のコミュニケーションで葛藤があったときに、その葛藤をイヤなもの、ダメなものとして扱うのではなく、健全に対話していくことができるのではないか?と思っている。

授業の冒頭で、基本的人権の話をして、
「自分を大切な存在だと感じられる人」と聞いたら、
一人も手が上がらなかった。
これが現実だ、とかみしめる。
でも、あなたは大切な存在だよと伝えていく。
多様性とは、共生するためのものだから。

高校の授業では、「自分がこれをやりたい!」と申し込んで参加するワークショップとは違うので、モチベーションがいろいろだ。
その全員に同じようには伝わらないだろうとは思うけれど、
もしかして、何かの欠片でも残るといいなと願っている。

また来週もがんばろう!

思春期の子を持つ保護者の方や、小中学生にもとてもよいワークショップになってます○
興味ある方いたら、お受けしますのでご相談くださいね~!
(mayuminaba.info★gmail.comまで。(★を@に変えてください))
PTAの講演とかでやれたらいいなー。

では、またね。




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