【134/1096】がまんよわい、かな？

134日目。子どもの習い事の送迎がある日は、なんだか慌ただしくばたばたと過ぎてしまう気がする。そして、だんだんと家族で夕飯をそろって食べるのが、子どもの都合でできなくなってきた。子どもの成長って早いですね。

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呼吸・整体のトータルコンディショニング（TC）というワークがある。
そのワークを初めてやる方にシェアをしたのだが、
その感想が、「ああ、わたしもそうだった」と完全に同意できるものだった。

わたしが初めてTCをやったときの感想を引っ張りだしてきてみた。

・人間の足はこんなに震えて大丈夫ですか？！
・いったい何をやらせるんだ？！という怒りが信じられないくらい噴火した。
・身体が熱すぎて、気持ち悪い。なんとも言えない気持ち悪さに逃げ出したい。
・この姿勢（片膝立ちのポーズがある）は、普通みんな簡単にできるものなの？？私だけこんなにしんどいのだろうか？
・もういやだ、やりたくない、やめたい、途中で投げ出したくなる自分が死ぬほど出てきて、やめずに最後までやれたのは奇跡。
・他の人がいなかったら、ぜったいやめてた。やめると言うのや、休んでるのを見られたら恥ずかしいと言うだけでやった。
・頭のなかは逃げることしか考えられない。
・うまい言い訳が思いついたら、すぐやめられる！
・すごい歯を食い縛ってる。
・肩もすごい力入ってる。
・息止めずにこれができるのは人間技か？
・これをしゃべりながらやるとか、まみちゃん（←私の呼吸のコーチ）は何者なのか？！
・最後に座った時の、落ち着きは今までなかったものだった。そのあとの深呼吸が、すごく癒された。（注　TC のあとに、深呼吸の衝動と言うワークをやった）
・この落ち着きと静けさで日常いられたら、楽になりそう。

↑こんな感じ。

やってる最中、身体の中から発熱したような熱が出てきて、のぼせそう（と思っただけだが）なほどだったのが、静止タイムで鎮静したら、独特な清々しさがあった。

わたしって、ストレス耐性が全然ないんだなーと思ったし、全然、我慢が出来ず、弱虫なんだ・・・と向き合ってる気がした。

きつい刺激に対して、「力んで散らして、それを避ける」という一手しか持ってなかった。
そこに挑んで超えようとするとか、なに食わぬ顔してやり過ごすとか、まったく出来ないんだ、、、ほかの方法が考えられなくなるんだ、と愕然とした。

身体の刺激だけの話じゃなくて、人生全般そういうことだったからだ。
身体もそうだが、身体以外の人間関係もそうだし、仕事もそうだし、恋愛もそうだし、全部それか、、、と。

でも、わたしは、自分では相当、いろんなことを我慢している、と思っていた。
たくさんたくさん我慢して、自分のことは後回しにして、人のことを考えて動き、人の役にたてるように頑張ってきたはずであった。
なのに、こんなにヘタレだったとは(涙)ってな感じである。

そして、そのあと、TCウィークという、毎月5日間早朝にオンラインでTCをやる会に参加し、定期的にTCを続けてきている。
なんとなく、自分にはこれが必要だと思ったのだ。
これで逃げ癖つけたまま、また逃げたら終わりだと思った。
なにが終わりなのか、よくわからないが、そのときはそう思って、やってみることにしたわけである。

あるとき、TCをしていて、気づいたことがある。

ああ、この熱は、今まで我慢してきた、溜め込んできた感情が発火して浄化してるんだなー、と。

TC をやると、尋常じゃない汗をかいていて、他の人はそれほどでもないのに、わたしはおかしいんじゃなかろうか？と思っていた。

そのとき、師匠に聞いたら
「そのうち、慣れたら、そこまでは出なくなりますよ」
と言われて、実際、今はあれほどには汗がでなくなった。（同じ季節対比）

師匠やコーチはいっさいそんなことは言わないが、
わたしはあれは、吹き溜まった感情が浄化されてるな、と勝手に思っている。
人に話を聴いてもらったのと同じか、それ以上に浄化され、昇華していく。
そして、それは自分でTCやれば勝手に起きる。

がまんよわい（つらいことを我慢できない）と最初は思っていたが、今はだいぶただ刺激を感じる、感じきることができるようになってきた。
がんばりどころとそうじゃないところの違いを考えることもできるようになってきたし、何が大事なのか？をつかむようにしたりしている。
しかも、まだまだこの先があるので、楽しみでしょうがない。

それに、TC の刺激に比べたら、子どもが約束の時間を忘れて遊び呆けて帰ってこないことなど、たいした刺激ではない(笑)。
前は、キーッとなって、怒り狂っていたが、今では受け流して、対応できるようになった。

これは、ちょっとした一例なんだけど、身体でできることは、心や意識でも同じようにできるようになる。
心や意識は、変えようと何度決意してもなかなか変えられなかったりするけど、身体は変わったことがわかりやすいので、取り組みやすい。
例えば、わたしの40年以上のO脚が治るとか、身体の変化は確認できるし。

私は「見えないものを見て、聴こえないものを聴く」ということを大事にしてきたのだけども、見えて触れて聞こえるものを置き去りにしてきたかもしれない。
身体を置き去りにして、心や意識だけでなんとかしようとしてからまわっていた。
でも、身体を置き去りにしては、元気で健康に、いい感じに動くのは無理だよねって思う。

TC をしゃべりながらやるとか、人間じゃないんじゃ？と思っていた私が、しゃべりながらやれるようになった。

やればできるのだ。
やればできることは、
やるか、やらないか。
それだけだ。
それってすごい希望だし、可能性だと思う。

では、またね。

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■告知です■

2月の呼吸のオープンクラスです。

深呼吸の衝動　2022年2月17日（木）9時～10時半
https://20220207shinkokyu.peatix.com/

自然呼吸の回復　2022年2月24日（木）9時～10時半
https://20220224shizenkokyu.peatix.com/

動的瞑想　2022年3月3日（木）9時～10時半
https://20220303doutekimeisou.peatix.com/

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