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【672/1096】思い煩うことなく生きよ

思い煩うのは、いつでも、未来か過去のことである。
今現在のことではなく。
ブッダは

思い煩うな、なるようにしかならない 今を切に生きよ

と言った。
キリスト教の聖書にも

何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい

フィリピ人への手紙4章6節

とあるそうだ。

繰り返し、偉人が説いたということは、人間とはそれほど思い煩うものなのであろう。

夏休みなので、自転車で子どもを送迎する機会が普段よりもだいぶ多い。
自転車に乗るときに、「今を切に生きる」ことにしてみた。
つまり、今の身体の動きのみに集中する。

身体がどうしたいか?に集中しながらいると、今までだいぶ肩に力をいれて自転車をこいでいたようだ。
ずいぶん前に、視野を広くして肩からはだいぶ力が抜けたと思っていたのに、まだまだだった。
そのかわりに、下腹部が使えていなかった。下腹部が良い感じに働いていると、上半身はどんどん楽になる。

子どもの体重が重いので、後ろに乗せるとブレーキの利きが悪くなって、少し怖い気持ちになることがあったが、自分の身体の動きに集中していると、ブレーキをどのくらい前から効かせ始めるかがわかる感じでよかった。
しかし、根本的にそろそろ後ろに乗せて走るのは限界だろうとは思っている。

いつもは、自転車に乗っていると、ものすごく思い煩っていた。
次から次へ思い煩うことが頭に浮かんでくるので、めんどくさくなって歌を歌ったりしてしまう。
歌いながら自転車に乗っているのも楽しいのではあるが。

今日は、歌うことなく、ただひたすら今に集中した。
今に集中すると、時間の濃度が変わる。

いつでもどこでも、「今を切に生きる」のはできるのだ。

では、また。

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