見出し画像

【56/1096】自分の内側を外側に反映させない

56日目。下垂の話のビューがあがっていて驚く。シェアしていただいたからかもしれない。読んでもらえるということはありがたいことだ。誰にも読まれなくても1096日書くと決めて書いてはいるけども、本当に誰にも読まれていなかったらやっぱり心くじけると思うので。。
今日も、読んでくださってありがとうございます。

--
これまで、身体の内側で起きていることを、外側に反映させて生きていたのをやめたら、面白いことに気づいた。
それまで、「外側の世界で起きていることは、自分の内側で起きていることだ」という話を「ほんとそうだよな」と思っていたのだが、そうじゃなくなったという感じ。
外側の世界で起きていることと、自分の内側の世界で起きていることは、もちろん影響し合ってはいるが、別の次元の話というか。
内側で起きたことを、内側で収束させると、この身体の持ち主(つまり私であるが)にはめちゃめちゃいろんな気づきや感覚の違いやすごい量の情報やなんかが巡ってくるのである。
外に反映させちゃうと、それらはほとんどないものになる。
だいぶ抽象的な話だけども。
逆に外に反映させてしまうから、内側=外側になっていて、人間関係がうまくいかない、みたいなことが起きる。

外側に反映させちゃうと、外側で闘わなければならない。
外側の世界でずっと駆り立てて、闘い続けていくことが生きることになってしまう。
この状態で、「そのままの自分を受け入れて」とかやると、おかしなことになる。なぜなら、その状態では、外側の世界で闘うことと、自分の内側が十分幸せであるということが両立しないから。
自分の内側が十分幸せで満たされているから、外側で闘わなくいいと言う話ではない。
「外側(社会)には課題があるから解決する必要があるし、成功をするのも大事だから頑張るし、外側(社会)は理不尽なことが多いから憤るし、それに対して声をあげる。しかし、わたしは十分に幸せである」ということが、外側に反映させて闘ってる状態だと理解できない。

だって、なんかそのまま受け入れたら、外側の理不尽なことも全部受け入れないといけないみたいな感じだし、そもそもそれ自分ですか?みたいな。
だから、そのままの自分を外側で闘ってる状態で受け入れたら、悲惨ですよね。。。
ケガしてて、血がだらだら流れてるけど、それはあなたのありのままなので、そのまま受け入れましょう、みたいなことですよ。
そりゃ受け入れられないですよね、たぶん。
わたしはできませんでした。そんな状態だったら、「早く止血しようぜ」ってことで。

で、そんな私が、外側に反映させるとやっかいだと思っていたものに、「怒り」がある。
イライラ、不機嫌、怒り。
これを外に反映させると人間関係をよくすることはなくて、だいたい悪くなる一方であるし、怒りを放出した自分への自己嫌悪もあるから、いいことひとつもないよなーと思っていた。
だけど、私はこれが長いこと、アンコントローラブルで、反射的に出してしまうので、つくづくやっかいで、本当にイヤ!と思っていた。

だけど、自分の内側で収束させる、要は身体に反映させないで、エネルギーだけ昇華させるようにすると、怒りはそんなにやっかいじゃなかった。
(ちなみに怒らなくなるというわけではない。頻度はそんなに変わらないかも?)
意外とすぐ収束するのである。怒髪天のような怒りがぐわっと来ても、けっこうすぐ収束する。一瞬だけ刺激は強いが、シュワッとすぐ消えていくみたいな。
外側に反映させていたときには、怒りはすごく長引いた。
そこに取り込まれて、何時間も、何日も、それをずっといじくりまくって、何年前の怒りでもひっぱりだしてまた再燃させることができるほどであったのにも関わらず、である。
こんなすぐ、引くの?!と驚いた。
(ただし、これは、いわゆるアンガーマネジメントとはまったく別物ですので、要注意! なにしろ私はアンガーマネジメントの手法ではまったくうまくいかないどころか、逆に怒りがひどくなりましたので。。。)

そして、一番やっかいだったのは、「恥」であった。
いやまあ、これはずっとそう学んでいたんですけども、つくづく体感したという話。
「恥(shame)」ほど、感じ切るのがむずかしいものはないと思う。
これを感じないために、人間は防衛反応しているわけだし。
トラウマを学ぶっていったら、恥の扱いについてずっと学び続けるようなものである。防衛反応の本丸、とでもいおうか。トラウマの根っこには大概「恥」が隠れている。
この場合の恥は、「消えてなくなりたくなる」に近い。
「恥ずかしい~(*ノωノ)テレ」みたいなことではなくて。

しかし、この「恥」を感じ切ったら何が観えるのか?を体験したくて、そこに挑んでいる。
まだ、無意識の回避行動が出てしまう(出る前に気づけずに、出してから気づくの段階)のだけども。
恥がやっかいだと思うのは、刺激がながーく続くからだ。
なんというか、強烈な刺激がドーンとくる、というのではなく、なんとも言えないイヤーな感じ、違和感、なんと表現するのかうまい言葉が浮かばないが、そういう感じが持続する。
たぶん、一番持続力が長いので、これを感じ切るまでに様々な回避行動をしてしまうのだなーと思っている。

あと、怒りを感じ切れる前は、恥を感じると怒りを出して対処していたので、恥そのものを感じ切れなかった、というのもあるなー。
あくまで、個人の主観的な体験ですが。
もうちょっとこの先を観たい。

さて、なんの脈絡もないですが、今日は、これから高校で多様性の授業をやらせてもらうことになりました!
もうめちゃめちゃうれしい。
こんな機会がいただけるようになるなんて!
というわけで、がんばってきます。

では、またね。




1096日連続毎日書くことに挑戦中です。サポートしてくださるとものすごくものすごく励みになります◎ あなたにも佳いことがありますように!