自分の感情で自分の人生を生きよう
「ホンマでっか⁈TV」などでご活躍中の心理学者 植木理恵さんのyou tube動画
「何故寂しいと思う?寂しさを感じるメカニズムとは?」
を観て、ナルホドと思った事を書きたいと思います。
独身40代の女性視聴者からの質問に答える動画です。
質問内容は、
「周りの人が、1人は寂しいでしょと言うけれど、自分はあまり寂しいと思わない。
それって変ですか?」というもの。
植木さんの答えは、
人間の感情とは、心理学的には2つに分かれる。
◆絶対的感情
痛みなど、TPOに作用されず痛いものは痛い、頭にくるものはくる。どんな環境であっても感じる事、状態。
◆相対的感情
自分のコンディションなどによって変わってくる感情。移ろいゆくもの。
悲しい、寂しい、苛立つ、退屈である、など。年代、その時々の事情によって感じ方が変化するもの。
この2つをきちんと分けて考える必要がある。
他の人から「老後は1人じゃ寂しいよ」など余計なお世話的な言葉を受ける事、つまり、
寂しいのは絶対的な感情だと決め込んで来られる事はとてもストレスになる。
寂しさとは、前存在していたものがいなくなった時に起きる感情。
子供の頃は、一人で生きていく事が出来ない事を本能的に知っているので、人がいなくなる事に大変敏感である。
だから、子供はみんな寂しい。
普通は、大人になるにつれ
寂しい感情は減っていく。
絶対感情でものを言っている人の意見はそこに置いておく事。(自分の中に取り込まない。)
自分は自分の相対感情で生きると決める。
あなたはあなたの感情を生きればよいのです。
あなたの人生を生きてください。
人の言葉に左右される必要はないのです。
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私も、さんざん、人の言葉に勝手に傷付き、
今まで出会った人を恨んだ事もありました。
しかし、私が相手をそう思う事は
相手には伝わらないし、
伝えようとも思わないし、
なら、恨み続ける事に意味はない。
なのに、囚われてしまう事が
苦しかった。
自分で自分を苦しめてた。
人生半分、損したなぁと思う^^;
ひとつ注意したいのは、
自分の感情を大事にするという事は、
感情的になる、という事とは区別したいという事。
むしろ、客観的に、冷静に、
本当は自分はどうしたいのか
自分に聞く。自分の心を見つめる。
そのうえで、
人から言われた余計なお世話的な助言は、自分には必要ないと判断したなら、まともに受けない事。
忘れないようにしたいです。