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親の影響を受けはするけど、案外子供は勝手に育つ。

昨日、無事次男の引っ越しが済みホッとして脱力しております^^;

息子の同僚がコロナに感染したため自動的に濃厚接触者となり、自宅待機明け3日目の引っ越しとなりました。
もし次男もコロナ感染していたら引っ越しもろとも延期となり、段ボール箱に埋もれて何週間か過ごさなければならなかった事を思うと、心から安堵せずにいられません。

さて、私達夫婦は、昨日お昼頃に次男の奥さんと娘5歳を迎え、一緒にお昼を済ませてからバスでアパートへ移動し、荷受けが14時半頃。
アパートは引っ越しラッシュでした〜

私達夫婦の役目は、
チョロチョロと落ち着きなのない孫の見張り?と、遊び相手。
「何を考えましたか?」ゲーム(例えば、私がリンゴを考えます。孫が、それは何色ですか?食べ物ですか?と質問して、答えを当てるゲーム)はすごく楽しかった!
それと、自分の子供には1度も絵本の読み聞かせをした事のない夫が絵本を読まされ(笑)
私も絵本を読まされたのですが、
昔子供に読んであげた時より感情を出したりして上手に読めた気が‼︎😆
これは自分で自分にびっくり。自分が、そういうバァバになるとは夢にも思っていなかったのでね。

それで、ここから書く事は、
決して孫自慢、息子自慢ではない事を最初にお断りしておきます。

次男は、どちらかというと我が道を行くタイプ。
就職して2年目で出来ちゃった結婚。
奥さんになってくれた人は、一見ニュートラルな感じの、実は苦労人。共感できる点が多く、精神面でも私と似ているところがあり、
この方とご縁があった事を心から嬉しく思っております。
生まれた孫が、客観的に見て(私はあまり感情移入しないタイプです)
なんかいい感じに成長しているように感じます。

いつも親の期待を裏切らない子であらねばならぬ、いつも健康で何も問題のない家庭を築かねばならぬという目に見えない圧を常に感じていた私は、(親は、自分達はそうではなかったからお前達はそうであれと。勝手だな〜)
息子の奥さんや孫がどんな感じ?であろうとも、全てあるがままに受け入れると決めていました。
大袈裟に言えば、覚悟を決めていました。そんなでしたので、拍子抜けするくらい順調に育っている(今のところ)孫を見て、息子達凄いなぁと感心しています。私達夫婦は全然出来てなかった事だから。

幼児期に親から全てを受け入れてもらってとても満足できている子供は、どんな事があってもめげない強さを持っているのではと感じます。
親のご機嫌取りをする癖が抜けず
いつも誰かの視線を気にしながら生きていた自分とは全然違う、凛とした力強さや、全力で生を楽しむ大切さを孫から教わっている気がします。

我が夫婦の子育てを振り返ると、
私の夫は温厚でとても優しい人だけれど、見かけに反して全く子煩悩ではなく、(これは、農家で放任家庭で育った事が影響しているかも。)
息子達のオムツ替えはもちろん、食事を与えた事も1度もありませんでした。
私が専業主婦だから、育児は私の仕事、だったのでしょう。
食事作りも洗濯掃除も全くしなかったですし、子供と出かけても近くのコンビニに行って帰ってくるだけ。ボール遊びなどをする父親が当たり前だと思っていた私はとても不満でした。

その私の不満を、長男は敏感に感じ取っていたと思います。
次男は、末っ子的というか、さほど影響を受けず天真爛漫に育ったかもしれません。

次男の育児を見ていますと、
オムツ替えも食事の介助も全て自主的に行い夫婦関係も対等。2人の信頼関係がとても厚い事を私は息子の奥さんから聞いて知っています。(息子は細かい事は話さないので、彼女から時々情報をキャッチ)
だからか、孫は太陽のように明るい。
それはそれは眩しいくらい。

✳︎✳︎✳︎

さてそこで、
何故次男は、面倒をちゃんとみてくれない父親に育てられたというのに(なんか夫への誹謗中傷がひどいかもですが^^;)あんな子育てが出来るのか⁉︎

全くもってわかりません。(⌒-⌒; )

思うに、子供は親の思うようには育たないという事ではないか?
次男がああいう人になったのは、親の影響ではないと断言できる。

子供との接し方のみならず、親本人がどんな生き方をしているかなども子供はちゃんと見ていますね。
だけど必ずしも親にされた事をそのまま子供もするとは限らない。親の行動をすべてマネする訳でもない。無意識に、取捨選択しているように思います。(悪い言い方をすれば、いいとこ取りという事になるかな😅)

親がどんな育て方をしようが、子供はちゃーんと、自分のやりたいやり方を模索して勝手に自立していく。
そんな気がするのです。

これが、現時点での私の子育て感です。親の影響を受ける事もあるけど受けない事もある。

だから、子供が何か道に迷って動けなくなったりした時に、過度に自分に責任を感じる必要はないのではと思うのです。

世の親はみんな(私も含めて)我が子育てを振り返り自責の念にかられ
ひとり辛い気持ちを引きずっている方が多いのではないかなと常々感じていたので、そんなに自分を責めなくていいよ、ってお伝えしたく、書いてみました。

でも、どうしても自責の念が消えない、苦しい。
そんな場合は一言、
「あの時はわかってあげられなくてごめんね」と謝ったら、
そしたらもうそれでも終わり。
子供はそれで救われる。
かもしれません。

せっかく地元に帰って来た息子達ですが、まだまだ転勤があるそうなので、
これからも今まで通り、ドライな付き合いをするつもりでおります。

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎