自分を大切にするのが先/家族の幸せはその延長線上にある。
先日、「自分が自分の1番の味方になる」という記事を書きました。
今日は、この記事の内容と似たような内容になります。
「大切にする人の優先順位について」です。
過去記事でも書きましたが、人間は、誰かの役に立ったと感じると、この上なく幸せを感じるものだと思います。
孫がまだ2歳位の時、パパ(次男)が泣きまねをすると、ティッシュを持って来て「大丈夫?」と気遣い、「大丈夫だよ、ありがとう」とパパが言うとにっこりするのを見ました。ナルホド、人の役に立つ事は人間が根源的に持っているヨロコビなのだと確信しました。
ただ、誰にでも備わっている、この「世の中に貢献したい」「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちは大変崇高なものだと思いますが、
それを人生の最大目標にすると、私は何か気持ちが悪いのです。
しかし優先順位の1番に自分を持ってきて、他者貢献を2番目に持ってくると、他者貢献とはまず自分を大切にした上でする事になり、結果的にそれが自分の「ヨロコビ」となる。他者貢献という事実は変わらないけれど、他者貢献が目的ではない、という違いがあります。
あくまで自己貢献が先という事です。
ちょっと回りくどい言い方でごめんなさい^^;(説明が下手)
例えば、私が、楽器演奏に関して、誰かの役に立つ事を第一目的にして取り組んだらたちまち破綻しますよね。プロの演奏家もきっとそう。
誰も喜んでくれない。誉めてくれない。他者貢献できない私はダメ人間、となりがち。
そうではなく、私は楽器演奏が好きだ。だから自分で勝手に弾いて、今はネットで聴いて感想を書いてくださる方もいて幸せだ。その上、時々リクエストまでくださる方がいて、とても嬉しい。
同じ状況でも、捉え方の違いでこんなにも変わってくる。
優先順位がまず「自分」という考え方は、昔の日本人には持ちにくかった概念かと思いますが、今はそういう時代ではない。(というか、本音では、皆自分を1番大切に思っているハズなのに、何故か隠そうとする、それもまた本能の仕業なのでしょうか。人間とは、誠にややこしい生き物なのであるなぁ…)
という訳で(?)まず自分を第一に考える事が大事だと考えます。
もし家族や子供を第一優先にするとそれは自己犠牲に陥る危険があり、いい循環にならないのではと。
親子関係でいえば、子供の教育、しつけのためにと頑張りすぎるより、自分をいたわり自分に優しくでき笑顔を欠かさない事が、まず基本。その上で子供の幸せを考える。
自分軸で動く、という事にもなるでしょうか。
「あなたのために」「あなたのためを思って」が気持ち悪いのは、本当の目的は自分の満足のため、という事の自覚がないまま表面的な他者貢献に酔ってそれを振りかざしているから、なのかもしれません。
念の為、
あくまで私見です(笑)
それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎