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何もしなくていいです。むしろ何かしようと思わなくていいので…by上司

タイトルの言葉は先日新しい仕事に入った時、不安でいっぱいだった私に向かって上司がかけてくれたものだ。

何かしようとしたくなる私の性格を見透かされたような言葉…。
そして最終的にはお客さまから

「あなたがいてくれて良かった」

とお声をいただけ、無事に仕事が終わった。


具体的に説明出来ないのがもどかしいのだが何もしないでいい仕事もあるのだと…この時知った。

まぁ何もしないとはいえ最低限のことはやったつもり。
上司としてはそれで良いと判断したのだろう。

まだ新人の私には次の段階の仕事について現場で自ら指導する暇が無かったのかも知れない。

とりあえず

上司の仕事をそばで見て流れを覚える。
必要であればサポートをする。
足を引っ張ることだけはしまい。

とこの日の私は終始身体中に力が入ったままだった。

無事何事もなく1日が終わり改めてこの日の自分の行動について考えた。

時給という給金を貰えること。
顔を見せることでお客さまを安心させること。
それはもう立派な仕事の一つだということ。

私なんていなくても良いのではないか?
無価値な存在なのではないか?


自己肯定感が非常に低かった私…。
もう何もかもがこんがらがってヤケクソになって気づく。

あるんじゃねぇ〜?

私には私の良さが?

私が無価値と自分に対して思っている限りは、周りの人は私を無価値な存在と扱うってことなんじゃねぇ〜?

と…。


そして私はそんな考え方を
根本的にひっくり返すことにした。


そう、例えるなら「無価値な私」がドーンと乗っていたちゃぶ台を

「そんなことないわ〜!私には私にしかない価値があるんじゃ〜!おらぁ〜!」
と、自らの手で「無価値な私」を遠く彼方へ吹っ飛ばす。
(少々下品な表現ですいません)


そして出会えたのが今の職場だった。

「何もしなくていい」

そう言われてした最低限の仕事は、今まで生きてきた中で私の価値観を変える大きなきっかけをくれた。


あぁ私って存在しているだけで良いんだ。


この日の私は心からそう思えた。


仕事の終わり…。
上司へ質問した。

「今回の私の仕事について何か気になったことがあれば教えていただけないでしょうか?」

メモとペンを持つ私。
神妙な顔で質問された上司は少したじろぎながらも
「問題無かったですよ」
と答えフフッと笑った。
(まぁ、そらそうか?)


この日を境に、私の価値観がまた新しく上書きされた。

こんな大切なことを学べる上にお給料までいただけるだなんて〜。
私ってなかなか職場や上司に恵まれているのでは?

今はただ感謝することばかり。
だからこれからは

きっと感謝するような出来事ばかりが私の周りで起こるに違いない。




おかげさまで今、私の考え方はここまでひっくり返すことが出来ています。






読んでくれてありがとう。
しあわせをありがとう。
出会えたご縁に感謝します。

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