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アラフィフ世代の人へQ.独身時代の写真はそんなに必要?A.かなり減らしても問題なし🍀

皆さん昔の写真はどうされていますか?主に独身時代の写真など頻繁に見ることはありますか?

アラフィフ突入の私…。10代から20代に渡る約10年分の写真をスリム化しました。(ヘッダー写真はその時のもの。左側が処分するアルバム、右側は残した写真の山です)

写真の取捨選択の様子と、その後の心境の変化などをお伝えします。

10代の頃からかなりマメな私…
独身時代の10年分の写真を「ふえるアルバム」(ビスにて増やせるフィルムカバーの大きなアルバム)9冊にわたり、保管していました。

引っ越し時にはこれらを毎回押し入れから出しては仕舞い込む…の繰り返し。
箱を開けることすらすることなく…

そんな大量の写真を減らすぞと行動に移すことに。
まずは気持ちの切り変えから始まります。


今を生きよう。
そう決心するのが第一歩でした。


人生折り返しにさしかかっている今の私…

さて、今後これらのアルバムを箱から出す日が来るのだろうか?
否。

これら全ての写真は今の自分に本当に必要だろうか?
否。

引っ越しのたびに、このスペースのために私は家賃を払い続けたいと思っているのだろうか? 
否。

この気持ちを持てた今の私なら写真を取捨選択して手離すことが出来る。

そう思いました。
それともう一つ、実は大きなきっかけがあって…


「こんなに溜め込んでどうすんの?」と言った息子達に対しての意地!でした。



「お母ちゃんは過去にとどまってるような人ちゃうで!」
「未来に向かって動ける人なんやで!」

本音はそこだったかも知れません。
さあ、作業に取り掛かります。

まずは1番古いアルバムから。
時は高校時代。
なぜか始まりは1年の秋からでした。

体育大会での応援合戦の写真が溢れています。気づいたことは同じような写真が多いなぁ〜ということ。  

当時の私は盛り上がって、撮った写真を全てアルバムに貼っていたことがわかります。体育大会の写真ではより沢山の友達と写っている写真を選別しました。

そして冬の日帰りバス旅行。
2年生の修学旅行などなど。

あ、当時私の住んでる地域では高校3年生が受験のシーズンに入ると、1年生はバス旅行に行ってました。

先輩が勝負の日だと言うのに、私たち1年生は京都太秦(うずまさ)映画村へ日帰りのバス旅行〜。

映画村で私と友人たちはちょんまげ姿の役者さんと出会い、嬉しそうに写真を撮ってました。
それもかなりの量!
あれもこれもちょんまげの写真だらけ!

「高1の私よ!どんだけちょんまげに浮かれてんねん!」
と言うわけでこれも取捨選択。

見ていくうちに基準が自然と生まれて来ました。
同じ顔ぶれの写真ばかりになってないか?

知らない人(例えばちょんまげ姿の役者さん)の写真は何枚もいるのか?

こうして選んで行くとかなりの写真が過剰でした。やはりこの年だからこそ冷静に判断出来たのだと思います。

さぁ、どんどん波に乗って来ました。今なら減らせる!残したい写真を選べる!と確信に変わりました。

卒業式の写真もかなり減らしました。涙目の写真は数枚に。

ここで当時の私は卒業式の看板を撮ってなかったことが判明。これは少し残念でした。

次は短大時代に突入です。2年間のため、もともと写真は少なめです。
メインのイベントは卒業旅行の写真でしたが、最終的には数枚まで減りました。

と言うのも、この2年間のみでお付き合いが消滅してしまった人がほとんどだったから…。8人で旅行をしましたが、今も交流が続いているのは1人だけ。それ以外の友人とは連絡先の交換もせず、顔を見ても名前が思い出せなくなっていました。

ちなみに旅行は人生初の飛行機で長崎。
平和祈念像の前で撮った8人の集合写真は残しましたが。

かなりテンションが上がっていたのか、飛行機の半券やホテルでの食事については箸袋にメニューを書き留め残していました。

しかし、一緒に写ってる人の名前思い出せなくて…。
というわけで多くの写真がさようなら。

さて、お次は社会人編。
ここからは友人の結婚式の写真が増えて来ます。

これらの写真には主に3つのパターンがあることに気付きました。(あくまでも個人的傾向です)

1つ目、会場全体の中で写り込む私。
2つ目、ウエディングケーキ入刀の新郎新婦の写真。
3つ目、式終わりに撮る金屏風前での集合写真。

まず、1つ目の会場全体を撮った写真から。テーブル席での写真には私と一緒に招待された友人も写っているので、その写真だけを残すことにしました。

2つ目のウエディングケーキ入刀の写真。これもいろんな角度の写真を数多く残していましたが、ベストな数枚を残すだけにしました。

アルバムに貼った当初は多分どれも大切な写真で処分することは考えられなかったのでしょう。でも、今の私はアラフィフです。シビアに写真うつりを優先して数枚に絞り込みました。

3つ目の金屏風での写真。
これまた他のグループの知らない人との写真が何枚も。
仲良しグループで撮った写真を優先して残しました。

友人の結婚式の中で、1番写真が少ない人は3枚だけというものもありました。

でも、不思議と後悔はありません。招待されたのは私1人で、周りの人は知らない人ばかりという結婚式だったのですから…。

そしてやはり社会人になると友人との旅行が多くなります。

特にディズニーランドが好きだった私は何度も行っては写真を撮っていました。初めて行った時はとにかく嬉しくてかなりのページを使っていました。

パレード時のキャラクターの写真はその中でも群を抜いています。しかし、その後何度もディズニーランドへ行くことになる私…。数多くのディズニーランドでの写真の中から、キャラクターがかぶってるのでは?キャラクターが小さ
く写るだけのパレードの写真はいらないのでは?と疑問も生まれて来ました。

ディズニーランドという、ひとつのカテゴリーとして考えたことで同じキャラクターの写真はそんなに多くはいらない、と判断が出来ました。

これらは、あとからまとめて取捨選択することのメリットだと思います。

作業中、ディズニーランドでの写真では特にその時1番お気に入りが浮き出て来たのも印象的でした。

ある時は声をかけて振り向いてくれたカメラ目線の王子様。
ある時はオラウータンから一緒に撮ろうと近づいてこられた2ショット写真。(何故私が選ばれたのかいまだに謎)

写真を残すことで、こうした1枚にまつわる一瞬のやりとりが鮮明に思い出せたのも面白いことでした。

逆に当時のことが思い浮かばないものは必然的にさようならエリア行きとなりました。
その後9冊目までこの作業の繰り返しで4時間半後、無事取捨選択は終わったのです。

少なくなった写真は、無印良品のフォトアルバム1冊にちょうど収まりました。


9冊ものアルバムが片手で持てるアルバム1冊に収まるまでスリム化出来ました🍀

この後も数回引っ越しはありましたが箱詰めも簡略でき、今はリビングに置いています。

リビングにアルバムを置き出した頃、グループLINEで亡くなった友人の思い出話しになったことがありました。

私はアルバムの中から、昔みんなで行った日帰りキャンプの写真をスマホで撮ってLINEにあげました。グループメンバー全員で友人との懐かしい時間を共有出来ました。
おそらく押し入れに入れたままだと、こんな体験はなかっただろうと思います。

この写真がきっかけで気づいたことがありました。

写真をグループLINEで共有した時、友人の笑い声やエピソードが頭に浮かびました。友人との時間は過去であっても写真を通して今の私達に力をくれたのは間違いありません。
それはグループメンバー全員が同じ気持ちだったと思います。

私はまたきっと、何かあるたびにアルバムを開くのだと思います。

私が自分で残した写真は、今の私に力を与えてくれるとわかったから…。


ここまで読んでくださってありがとう。

出会えたご縁に感謝❤️




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