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マレーシア(2):コロナ初期の空港も、悲しいくらい誰もいなかった

マレーシアのまとめ作りました。

アジア圏でコロナが蔓延し始めた、というニュースが話題になっていた時期とだだ被りだったマレーシア弾丸旅行。

「ほんとに行くの?(変なウイルス持って帰ってくるんじゃねぇぞ)」
「飛行機降りる前に消毒とかするみたいですよ。マスクもして、手ピカも持って万全の対策で行くんで(頼むから行かせて!)」

なんてやり取りをしつつ、金曜の夜、仕事を終えたその足で夜の羽田空港へ。

フライトが続々キャンセルされている、という情報は知っていましたが、この頃も離発着掲示板はcancelの赤文字がずらり。
2階のモスバーガーからチェックインカウンターを見下ろすと、見たこともないほど閑散としていて、旅立ち前にとてつもなく悲しい気持ちになりました。
深夜早朝便利用や空港素泊まりなんて何回もしているけど、ここまで人がいない空港は初めて見たなぁ……。
1日も早くワクワクした喧噪に包まれる空港に戻れますように。
空港独特の、あの高揚感でざわついた感じが私は大好きなのです。

悲しい気分になりながらも、気持ちを切り替えて腹ごしらえをした後は、深夜便の定番、シャワータイム。
一緒に仕事のモヤモヤもキレイさっぱり洗い流し、免税店で化粧水などの基礎化粧品サンプルをお借りしたら、あとは23:45に飛び立つのを待つのみ。

LCCの深夜便は今回が初めて(というか、エアアジア自体も初めてだったのですが、コロナの影響を受けて日本から撤退しちゃった……)。
早朝の現地到着後はすぐに行動開始だから機内ではしっかり寝たいので、ちょっとだけ金額を上乗せして「quiet zone」という席を確保。
これで私の安眠も確保(うるさくても余裕で安眠できるけどなんとなく)。

空席がチラホラあったおかげで横になってぐっすり眠れたのですが、エアアジアの機内、めっちゃ寒かった……。
飛行機は基本厚着で乗る派+2月なのでコートもあるけど、それでも寒かった……。
結構本気でブランケット買っちゃおうかとも思ったけど、さすがに手荷物トラベラーにブランケットのお土産は大きすぎるので断念。

しかしあの機内で、エアアジアの制服のミニスカートで働くお姉さんはほんとすごいなー。

細いのに力持ちとか、普通に業務そっちのけで会話に加わってきたりとか、トイレ行きたいのにかたくなに通路を空けてくれないとか、客室乗務員さんに「すげーな……」と思うことはたくさんありますが、エアアジアもホントすごいわ。

あんな寒い機内であの短いスカートはいて仕事してたら一瞬で足むくんじゃうよ。
腰痛くなっちゃうよ。
過酷なお仕事よね。客室乗務員って。
憧れるけど!

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