ヨルダン レンタカー旅(19):改めて自分は庶民だと感じた街・ドバイ
ヨルダン旅行記はこちらにまとめています。
後ろ髪をひかれながらも、午前中にアンマンの空港に戻った私たち。
空港に到着してメインの自動ドアをくぐり、すぐ目の前のカウンターでチェックインしたら、20歩先のブースでスタンプ押されて出国完了。
え……??
出ていく人間に関心がないのはどこの国も一緒だけど、ちょっとラフ過ぎませんか……?
こんなのはじめてで、びっくりしちゃったよ。この空港、まだこのシステムを採用しているのかしら?かなり面白かったので、いつまでもこのシステムを貫き通してほしいです。
無事に(?)ヨルダンを出国したら、3時間のフライトでドバイに到着。
行きの乗り継ぎではお世話になったドバイ空港さん。
今回は一度出国して、最後のメインイベント、トム・クルーズごっこ(ブルジュ・ハリファ展望台観光)に向かう。
20時間もない滞在だけど、夜を超すのでホテルは予約済み。この日のホテルは、効率をメインで考えて、ドバイ・モール直結、かつ、ブルジュ・ハリファ目の前の「アドレス ダウンタウン ドバイ」。
たぶん私たちみたいに乗り継ぎの1泊で泊まるようなホテルじゃないんだろうけど(リゾートで長期滞在するセレブが多いのかな、という感じ)、恐ろしいことにこの旅でいちばん高い宿泊料。
そのお値段、1泊5万円。
ヨルダンで我ら8泊してるけど、たった1泊でその約半分の金額をたたき出すドバイさん。
わかりやすい!!
わかりやすいよ!!!
空港からタクシーでホテルまで向かっていると、昼間は暑すぎるのか外を歩いている人なんて誰もいない。
エリアもあるだろうけど、周りを走っているのも高級車ばっかり。
やっぱりお金持ちの国なんだなUAE!!!
昨日までのサステイナブルな生活様式が一転、オイルダラーで急成長を遂げたドバイの洗礼を受ける私たち。
たった3時間飛行機乗るだけでこうも違うのか……。やっぱ世界って広いな……。
ホテルにチェックインした後は、さっそくドバイ・モールのお散歩に繰り出すことに。
この街でやることは、ドバイ・モールの見学とブルジュ・ハリファに登るのみ。
ドバイ・モールは、オープン当時もいろいろと話題になった広すぎるショッピングモール。
ハイブランドからゴールド・スークなどなど、1,200のお店のほか、砂漠地帯のUAEなのに、水族館もアイススケートリンクもあります。
いまインスタ見たら、クリスマスシーズンにはモール内で人工雪(だと思う)も降らせたりしてるらしい。やべぇな、ここ。
そしてモール内には、中東土産で絶対に外せない高級デーツ(なつめやし)専門店も。
ブルジュ・ハリファの展望台に入れる時間まで、モール内をウロウロしてみるが、基本的にはこのモールに入っているテナントはグローバルブランド。私たちが楽しめるような現地バザールやスークは反対側のエリアっぽい。
限られた時間しかないので、今回はローカルエリアを泣く泣く諦め、モール内のお散歩と気になるショップを冷やかすことに徹底しました。
どのお店に突撃しようか?と考えていると、やっぱりお互い気になるのは高級デーツ。石油王や王室御用達らしいデーツとはどんなもんなのか?と、高級デーツ専門店「バティール」へ行くことに。
ショコラティエかな?ってくらいの高級感溢れる店内に、これまた高級ボンボンのように一粒ずつ並べられた光り輝くデーツたち。ナッツがはさまれていたり、チョコレートがけだったり、それはそれは美しいデーツたちが店内のショーケースにずらり並んでいる。
もちろんギフトボックスもとってもオシャレで素敵。
その分値段もとっても高い。
こっちは全然素敵じゃない。
現地スーパーや免税店の5~6倍。
でも、どんだけ美味しいのかどうしても気になって、いちばん安いものを買ってみました。お土産として渡せるほどの量は買えないので、自分で食べる分だけですけど。
感想としては……
確かにすごい美味しいけど、私、スーパーとか市場で売ってる庶民デーツでも十分満足です。美味しくいただけます。
もちろんすべての粒の大きさも均等で、上品でチョコレートやナッツとのバランスも完璧。
だけど、やっぱり私は庶民なので、気軽に食べれる値段と味がやっぱり安心して美味しく食べられる。
たまに食べる分にはいいかもしれないけど、高級デーツも成城石井クラスが気持ちよく楽しめるかもしれないです。
根っから庶民の私には、このモール、場違いだな。
そしてこの街のメインイベント、ブルジュ・ハリファ展望台に登る時間になったので、広いモールをてくてく移動。
実際にトムちんが窓から飛び降りたのは展望台よりもっと上の階らしいけど、どんだけの高さなのかを実感しなくては!
ちなみにトムちん、ほんとのほんとのてっぺんまで登ってましたね。
あたまおかしい(最高のほめ言葉です)。
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