Whyを伝えること

起業家の方のサポートをしている中で、必ずテーマ、課題に上がってくるのが
「（ブログ、チラシ、HPなどで）何をかけば良いですか？」
という質問。

もちろん、サービス内容である、時間場所や料金などはとても丁寧に書いている方がほとんどです。サービスの内容が見えなければ、申込はできない、というお客様目線に立った丁寧さがうかがえます。
これはいわゆる『商品（What）』と『どのようなものか（How）』の部分になります。

今回のテーマ『Why（なぜ、どうして）』の部分に触れている方がとても少ない、と感じています。
私が今、なぜ、このサービスを提供しているのか、どんな想いがあって行っておいるのか、という『事業に対する想い』がとても大切になってきます。

では、なぜ、この『Why』が大切なのか、というと、人は何かを購入するにあたり、まずは【感情】が動くことが必要です。

例えば、りんごを買う時を考えてみましょう。
お店でりんごを見かけます。
「おいしそう♡」
この感情が出ることにより
・産地はどこかな？
・価格は？
・鮮度は？
という情報（説得材料）を確認し、納得することで、買うor買わないを判断します。
ここまでの過程は瞬時に行なっているので日常生活で感じていませんが、人間は日々この判断→決断の連続です。

このようにまずは『感情』が動かすことは大変重要なPOINTになります。
事業に戻って考えてみます。What、Howは説得材料として力を発揮します。
そしてWhyは感情を動かすことに働いてくれるのです。
こんな想いがあって、こんなことを過去に経験したから、など、その方のStoryに人は心を動かされるのです。

ぜひ、ご事業への想いをたくさんの方に伝えてあげてください。

この記事を書いた人
下田まゆみ
ENTRESH 代表
国際コーチング連盟(ICF)認定資格アソシエイト・サーティファイド・コーチ（ACC）
銀座コーチングスクール 認定プロフェッショナルコーチ

本気でチャレンジしたい人へのセッションキャンペーン