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小6生にアンガーマネジメント授業-1

昨年夏から秋に地域の小学校で、6年生に各クラス合計5時間のアンガーマネジメント授業をさせて頂きました。

アンガーマネジメントの基本を学んだ先生が、子供達にも伝えられないのかな?と思ってくださったのがきっかけで最初は夏休み前に一時間のご依頼。

クラスごとに特徴はあるものの、総じて何をやってもすぐもめたり、罵り合ったり責めたりという展開になりがちで困っている。。。とのことでした。
みんなを楽しませようとスポーツ大会を企画すると、負けてる組が勝ってる組を罵り出す、勝ってる方も腹を立てて罵り返す、負けてる組は組の中でミスをしたりやる気がなさげに見える子を責めだす。。。
全然楽しくないやん~ みたいな。

怒っちゃ駄目だよ、怒らないようにしようね、っていう話をされるのかなぁと思っていた子が沢山いましたが
「怒ってもいいんだよ。でもね、上手に怒るって言うのがルール」
というとちょっとびっくり。

怒ったときどんなことを言ったりしたりしているのか考えてみたり、人と自分って感じることや表現が違うんだなって感じたり、してもらいました。

大切な3つのルールも、なるほど~と素直に受け取ってくれたのがあとの感想文から分かりました。

子供達って本当に素直で、受診力が高い!
授業中はワーワー言う子・何も言わない子・作業もする子しない子、いろいろですが、どんな子も怒りの感情は持て余したり、困ったり、我慢して辛かったりする経験があるから、ちゃんと聞いて考えてくれていて、本当に嬉しい。これからの役に立ててね。

先生も、感想文を読んで、是非フォローしてしっかり身につけさせてあげたい、と2学期にさらに4時間追加することになりました。

コロナデルタ株の波とぶつかりましたが、4時間のお話はこの次に。

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