『忘れる読書』を読んで考えたこと

こんにちは。まゆみです。
今年1月に読んでこのnoteの下書きの保存したまんまになっていました。
読んだ本は、コチラ。

忘れる読書 落合陽一
https://amzn.to/42BDJfi

落合さんの本を読むのは初めて。
読んでみようと思った理由。
それは、彼自身の読書についての記録や思いが書いてあり、その人となりというか彼自身になる道筋みたいなものが見えるのではないか、という好奇心です。

この本は、自分なりの読書の方法と読んだ本についてのある意味偏愛が詰まっている本です。そういう意味では、自分語りしているだけじゃん!と思われてしまう本でもあるので、好き嫌いは分かれるかも。

しかし、読書というのは元々極めて個人的なもの。

なので、私は本棚と冷蔵庫の中は人には見せたくないツートップです。

本棚によって、その人の頭の中がどよのうな素地で構成されているか明らかになる。
冷蔵庫も同様で、食べるもので人の体は作られているので、食に対する関心度や健康状態が推測されてしまう。それだけでなく、家計状態も透けて見えるでしょう。

あー、コワイ。

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この本では、読書は周囲の大人の影響があることが分かります。
大学入学時の岩波文庫を読むことを勧めらたこと。
中学の数学の先生に、数学の本を勧められ、それをきっかけに数学にのめり込んだこと。

一人の大人だけではなく、常にそういう環境がある状態に子どもがいられるか、というのは、親の財力にも関係してくると思われる。
しかし、せめて自分の子供には血肉になるような読書へのアプローチをするためにも、読書についてもっと考えておけば良かったと、思ったがもう遅いかしら。
もう成人しちゃった子供なので。

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この本では古典が数多く紹介されています。

古典というと、言い回しが現代の文体と異なることがおおいので、まずはとっつきにくい。そのため、読むのに時間がかかる。
ライトノベルのようは、今風の口語になれているとハードルが高いと感じる人も多いんじゃないかな。
試験勉強の中の文学史で暗記したから、古典の名作と言われる本の題名と著者は分かるものもあるが、せいぜいそれ止まり。

子供に読書の楽しさなどを伝える前に。
まず、古典を読んでいない大人は、読んでみるといい。
今までの人生でまだ手に入れていない楽しさや気づきを手に入れられるかもしれない。

そして、そんな下心を横に置いて、単なる楽しみのために読んでみるのもいいなと思っています。

今日はどんなほ本をよみますか?

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