見出し画像

続コロナ禍の早産。

搬送先を探してもらっている間、
どんどん痛みの感覚が狭くなり、3分おき。

何度も追加の張り止めを打たれ、

「んー効かないですね。。。
もうちょっとお腹にいてねー。」

と、若干焦る看護師さんを横目に

”もしかしたら、逆子のまま出てくるかもしれない。”
”ここで緊急帝王切開になったら、赤ちゃんとは別々になるのか。”

と想像しながら、私はかなり冷静でした。

年末年始の休みが始まった直後
かつ
夜間体ということでスタッフが枯渇。

幸いコロナ対応が少し落ち着いていたときで
その影響は少なかった様子ではあるけど、

「とにかく人手不足で、、、ちょっと時間かかるかな、、、
搬送先見つかるまでがんばりましょう!」

と漏らす看護師さん。

搬送を待っている間は、タスクをこなすことでいっぱいでした。

「帝王切開の場合は、手術になるので家族の同意が必要です。
旦那さんだけ病院に来てください。」

→子どもを置いてこないといけない??
 当時、8歳と2歳の子供たち。もう寝ているとはいえ、2人っきりにはできない。
 急遽お隣さんに連絡して待機してもらうことに。
 深夜なのに無理を受け入れてくれて本当に感謝しかありません。

「搬送先での入院グッズを持ってきてください。」

→出産準備は皆無。ド近眼のため、眼鏡だけは持参済み。
 旦那さんに連絡して、思いついた物をかき集めてきてもらうことに。
 後に、忘れ物だらけで、入院中はストイックなミニマリスト生活を送る。

「明日のデモレッスンに行けない。」

→妊娠中にベビーマッサージの講師資格を取得しようと通学していました。
 その最終日のデモレッスン(認定のための試験)が次の日でした。
 先生に連絡をして、励ましのメッセージをいただく。涙。


なんだかんで

「見つかりました!行きますよ!」

と言われるまで約2時間経過。

息子は2時間弱で生まれていたので、
張り止めなかったら、もう生まれていたかもしれない。
間に合って良かった。。。

とホッとしつつ、救急車へ。

そして

搬送先についてからは、すぐに手術の準備。

1時間後には力強い産声を聞かせてくれました。

何人産んでも、出産って毎回ドラマがあるなーと痛感する母でした。

Mayumi🦩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?