社会復帰から1週間


とにかく怖くて怖くてたまらなかった。
何がと言われればもう何かもよく分からない。
とにかく得体のしれない大きな不安が覆い被さってくるような怖さ。
だから本当に朝が怖くて怖くて仕方なかった。

だけど、行ってみれば終わる。
どんなに何を思われてようと、あぁ何を思われてるんだろうと思っている内に終わりには近付いていく。

最初は分からないのは当たり前だし、緊張するし、説明されてもあんまり頭が働かなくて、今までの無職脳から早々に切り替えるのは難しい。
だけど理解力もそんなに早くないし、
要領も悪いからとにかく必死にメモを取り、
整理してまたまとめ直してを何とかやっていた。
説明されても、実際にやってみないと分からないことばっかりで失敗もしながら覚えていくしかない。

前職だってそれで出来るようになったんだから、今だけ、今だけ。もう頑張りすぎない。と決めた。もう無理を越えた無理をしないと決めた。

コイツ、仕事できない。ポンコツ。遅い。要領悪い。

そう言われても、思われてもいいか。どんなに頑張っても仕事ができる人には敵わないし、仕事ができる人に大丈夫。とか言われても信じない。仕事ができる人が当たり前に出来ることを、ものすごい気力を使いながらやっと終われるレベルの自分には、大丈夫って言われたから大丈夫か。なんてことは思えないのだ。

あれこれあれこれ考えしまい、効率と要領とスピードが皆無な自分にはすみません。すみません。言いながら乗り切ることしかできない。


常識やら、普通やらが物凄く分からないし、感覚が違う次元にいってるような気持ちはしてるのに、なぜ普通のことしか言葉にできないのか。だって読み返してみてもまぁ普通のことしか言ってない。

自分ワールドも個性も何一つ、これっぽちもない。

起こってることに対して、ネガティブに捉えた当たり前の感情しか言ってない。思ってない。

キラキラした画面の向こう側の人たち。自分で仕事を作って、自分の人生を自分で決めてる人たち。向こう側に自分も行くにはどうしたらいいのか?情報を得ようとする度、ネットを見てると疲れてくる自分に呆れ、デジタル時代にネットが疲れるとかそもそも論外な感じか‥と絶望する。

でも知らないから知ろうとする。知ろうとするにはネットの向こう側にしかいない。でもそれが物凄く苦痛だ。

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