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自分の正しさが他人も自分も傷つける

こんばんは。

最近、強く思うことがあります。
それは、「正しさは誰も幸せにしない」ということです。

これは、自分が持っている「正しさ」で、自分が苦しくなることがあるだけじゃなく、他人の「正しさ」に触れるときにも思うことです。

自分が「こうでなくてはならない」と思っている「正しさ」によって、自分の「こうでない」部分が否定され、自分で自分を苦しめます。

私は、「他の人と同じでなければならない」と思っていました。だから、周りの人と違う行動をしてしまった時には、自分にダメ出ししていました。
ですが、「他の人と同じ」ってできるわけないんです。誰一人、私と同じ経験をしてきた人も、同じ特性を持つ人もいないので、「同じ」になることなんてできません。
それでも、私だけが、私を自分の「正しさ」で苦しめていました。

もう一つ、「正しさが他人を傷つける」ということについて。
これには二つあると思っています。
一つは、自分が他人を傷つけてしまうこと。
自分の「正しさ」に合致しない人を切り捨てたり、見限ったり、受け入れなかったり、線引きをしてしまうことによって、他人と温かいつながりをつくることは難しくなってしまうと思います。
自分をよく思っていない人と「仲良くなりたい」と思う人は少ないのではないでしょうか。
そうすると、最終的に自分が孤立してしまい、自分自身を傷つけることにもなります。

もう一つは、周りの人の「正しさ」に触れることです。
端的に表れるのは、悪口、だと思います。
自分が「正しい」ところにいて、相手を「正しくない」と判断することが悪口ではないでしょうか。
「普通そういうことしないよね、そういうことするなんてどうなってんだろうね?最低。」みたいな悪口を聞くたびに、私は胸がちくちくします。
私にも、そういうところがあるんだけど、それって、私も嫌いってことなのかなあ・・?と。(当人たちはそんなこと考えてはいないことは承知です)

だから、私は悪口を言わない、と決めています。
悪口は何も生まないし、幸せにしないし、いつか発したその言葉が自分に返って来て、自分も傷つけることになると思っています。

それでも、私にはまだたくさんの正しさがあります。
正しさを完全に手放すのは、まだ難しいです。
でも、正しさを見せつけない行動は、自分で選べるかもしれないと思います。

いつか、他人を心から愛せるようになれますように。
そして、私の経験が誰かの幸せの助けになりますように。

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