見出し画像

ちょっとした思いやり

例によって愚痴なのでスルー推奨です。


実は今朝、私はすごく機嫌が悪かった。正確には昨日の深夜からずっと機嫌が悪い状態で、うとうとした程度で目覚ましに叩き起こされて、さらに機嫌が悪くなっていた。

どうして深夜に機嫌が悪くなったかというと、原因は旦那さんだ。

最近は、働き方改革とかで残業がかなりなくなって、早く帰ってくるようになっていた。遅くとも20時には帰宅してご飯を食べている。それが昨日は深夜1時だった。

一切の連絡なく午前様で、あげくのはてに「ご飯いらん」とか言い出して、そそくさとソシャゲを始めた。

あのさぁ。私、ご飯も食べずにずっと待ってたんだけど。私にも段取りっていうものがあるでしょ?そういうこと考えてくれないの?明日の朝は5時には起きて「旦那さんの」お弁当作るわけでしょ?ちょっと電話して「遅くなるからお風呂先に入ってていいよ」とか、そういう思いやりってないの?

などと不満たらたらで晩ごはんの準備してたものを片付けて、旦那さんがお風呂に入るのをじっと待って、自分もお風呂に入って布団に入れたのは3時。お腹も減ってたし眠れなくて、うとうとしたかなと思った頃に起きなくちゃいけない。

そりゃ私は専業主婦やってます。昼間に寝ようと思えば寝られます。でもさ、子どもじゃないんだから「遅くなる」って連絡くれてもいいんじゃない?電話やLINEができないほど忙しいわけじゃないでしょ?ご飯済ませてきてるんだから、そのときにちょっと連絡くれたらいいやん。などとずーっと怒っていた。

朝からナイロン袋に欠けた茶碗を入れて、床に向かって叩きつけるという究極のストレス解消を繰り広げていたのだ。

そこで怯えてしまったのは子どもだった。子どもはなんで私が怒っているのかさっぱりわからない。

「ごめんね。ママごめんね」と繰り返す。それがまた腹立ちだったりして、無視してしまう。そうこうしてるうちに、旦那さんが起きてきて、さらに怒りは膨れ上がる。という大修羅場だった。

今日は1日、寝不足もあってずーっと機嫌が良くならず、子どもが帰ってくる頃にようやく平常心に戻れた。にこにこしている子どもを見てると「朝はごめんね。ママが悪かったよ。怖かったね。ほんとにごめんね」と素直に謝る気もおきる。心の底から謝った。

そのときに、「あぁ。私はこの子が大事なんだなぁ」と素直に思えたし、この子が怖がるような怒り方は二度とするまいと心に誓うのだった。

それに反比例して旦那さんへの愛着は急速に薄れてくる。結局「尊重してくれないなら大事にしてあげようという気にならない」のだ。私は家事マシンではない。

夫婦なんて所詮は他人なのだ。お互いがお互いを思いやらないと、快適に過ごすことはできない。

もう二度と、焼きたての魚もお鍋で温める煮物もしないぞ!レンジでちんしたらいいねん!お風呂だって先に入ってやる。浴槽の掃除はしてください。明日の朝ごはんだって、勝手に食べたらええねん。パンは焼きたて!なんてもうやめる。といろいろと復讐を考えていたのだ。

そこへ電話がかかってきた。

「今日も遅くなりそうやから、ご飯いらんわ。お風呂も先入って、寝ててもええで。」

私の機嫌が瞬時になおったことは言うまでもない。

いやいや、起きて待ってるよ。一生懸命お仕事してくれてるんやから。

我ながらこれを豹変と言わずしてなんという・・・という感じではあるが、ほんのちょっとの思いやりって大事だと思う。

嫌いな人と結婚したわけじゃないし、もともと愛着はあるのだ。それを持続させるためには自分も相手を大事にしないといけないが、だからといってこちらだけが一方的に大事にしてても、気持ちがもたないなぁと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?