見出し画像

マユミのお馬鹿な失敗談4 100円から始められる競馬ツール

高額なものにひっかかりすっかり貧乏になった私は、今度はお金をかけたくない!と無料案件を探し始めました。(笑)

そんなある日、目に留まったのは

『100円から始められる投資』

というものでした。まぁ、稼げるかはわかないけど100円から始められるなら…という安易な気持ちでそのページを読み進めました。

内容はというと競馬の試合を独自のツールを使って分析して確率が高い試合が出たらサインがきてその馬券を購入するというもの。よく読むと競馬というと賭け事のイメージが強いがきちんと分析をするので投資です!と書かれていました。

賭け事だったら抵抗があるけど、投資が100円から出来るのなんてなかなかないのですごく興味がわきました。

≪このツールを一週間使ってみてその利益を実感してください!≫

じゃあ、試しにやってみて利益が出なかったら辞めればいいし…そう思いやってみることにしました。申し込みをするとそのツールを1週間使うのに5,000円はかかるが一日でその分は取り戻すので実質ゼロですと書かれていたので馬鹿な私はそれを信じてまたポチっと押したのですwwww

マニュアルなどが家に届き、それを見ながら電話でツールの設定をしていきますので電話の予約をしてくださいと記載があったので早速予約して若い男性から電話がありました。

最初は内容の説明などがありすごく感じがいい青年だったんですが途中からなんかおかしくなっていったんです!

業者『以上で書面の説明は終わりでツールの設定をしていきます。5,000円で1週間でお使いいただけますが、1週間経ったあとにするコースを決めていただかないとツールをお試しいただくことは出来ません。コースはどれにされますか?19万円コース、69万円コース、100万円のコースの3つからお選びいただけます』

私『えっ?5,000円で1週間使えるって書いてあったじゃないですか?それを使ってみて本当に利益が出たら考えます』

業者『いやいや、コースを決めていただかないとその1週間は試すことが出来ないんですよ』

私『でもホームページには1週間使えると書いてあったじゃないですか?』

業者『いや出来ないんですよ!何迷われてるんですか?どのコースにしても利益率が変わるだけで利益はどんどん出るんですから一か月もあれば50万くらい余裕で稼げますししないという理由が僕にはわかりません。』

私『いやーでも私は5,000円で試せると書いてあったのでそれは出来ないという事ですか?今お金もないですしそんな高額のは出来ません』

業者『マユミさん仕組み理解されてます?迷わなくていいんです。クレジットカード持ってますか?』

私『持ってますが一括払いのしかないのでこれは使えません。一括で請求とかきても払えませんので』

業者『それを手元に用意してください。ローンが組めるかどうかやってみなきゃわからないじゃないですか?もし出来なかったらまた違う方法をご案内しますからやれるかやれないかだけでもやってみないでどうするんですか!』

私『いや、これで登録したら一括できますよね?無理です』

業者『僕らも概要書面とか出してるちゃんとした会社ですよ。一括で取り立てたり支払わせたりしませんよ。なので出来るかどうかだけ試してみて無理なら違う方法をご案内するといってるじゃないですか?一括請求とかしませんから』

私『本当に一括できませんか?これ一括にされたら本当に私生活出来ませんから』

業者『何を心配してるんですか?一括で請求とかないですし、19万コースだとしても支払いはその利益からするんですからマユミさんは何も手出しして支払うわけじゃないんです。何も心配する必要ないんですから番号をそこに入力してみて試しにやってみましょう。出来なかったらまた考えればいいんですから、試すだけです。』

私『本当に一括じゃないんですね…』

と威圧的な青年に半分脅されるような感じで私はクレジットの番号を入力したのです。

『試すだけで実際にお金が引かれるわけじゃないんですから、何をためらうのか意味がわかりません。早く入力してください』とせかされ、19万円のコースで一括ではなく支払いが出来るか試すだけという言葉を信じて言われるがままに入力して終わるとその青年は最初のような穏やかな口調に戻りました。

『わからないことがあったらいつでも聞いて下さい。また明日ツールの使い方を担当から説明させていただくのでまた今日と同じ時間で電話予約しておきますね。それでは。』

といって電話は終わりました。私は何が何かわからず放心状態になりました。でもやっぱり一括で来るのではないかという不安がぬぐい切れずカードの残高の照会をしたのです。すると一括で19万円が利用となっていたのです!

私は慌てて電話をかけなおしましたが営業時間外で繋がらず、その夜は青ざめて一睡もできませんでした。

次の日営業時間にもう一度かけて事情を説明するとその担当の男性は『そうでしたか💦大変申し訳ございませんでした。クーリングオフはお受け出来ますのでご安心ください。昨日書面をお送りしたのでそちらにクーリングオフの書面も同封されてますのでそちらをご返送ください』

と丁寧に対応してくれました。昨日の担当の方への不満をいろいろぶちまけたにも関わらず丁寧に対応してくれた彼のおかげで私は救われました。

もしもクーリングオフが出来なかったら…と考えると本当に怖かったです。

でもその後コロナが流行りだし競馬も試合数が激減したりしたので、その投資はお金に余裕があって私がやっていたとしても失敗していたはずなので早めにクーリングオフが出来てよかったです。それにしても最初の青年のやり方は脅迫と変わらなかったので今思い出しても恐怖ですね…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?