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デスクワークが姿勢に与える影響とは?

今では、リモートワークで家で仕事している人も多いと思います。
家では椅子やテーブルなども仕事用ではない人も多いため、特に肩こりや背中や腰の張り、痛みを訴える人が多くなっているような気もします。
そんなデスクワークによる姿勢への影響をいくつかお伝えしていきたいと思います。

①ストレートネックや猫背を招く


肩こりの原因となる筋肉の1位2位の筋肉は、僧帽筋と肩甲挙筋という首や肩周りにある筋肉です。
肩をすくめるような姿勢や画面に集中しようと頭部が前に突き出た姿勢の時に働く筋肉なので、長時間パソコンやケータイなどで作業していると、硬くなってしまい、ストレートネックや猫背を招いてしまいます。
ずっと同じ姿勢で作業するのではなく、肩回しや首のストレッチなどをこまめに行うことが大事です。

②骨盤が後傾し、お尻が落ちていく


日本人は、もともと骨盤が後傾しやすい骨格をしていますが、長時間座っているとどうしてもラクな姿勢にもっていかれてしまいます。骨盤を立てているより、少し丸くなってしまいやすいと思います。
そうなってしまうと、骨盤がさらに後傾し、お尻が垂れていくような姿勢になってしまいやすいです。
また、お尻の筋肉が伸ばされたまま固まってしまうということも起きてきます。
テニスボールなどをお尻の下で転がして、お尻の筋肉を緩めるのも効果的だと思います。
その際は、痛すぎてしまうと筋肉が緊張してしまうので、気持ち良いと感じるくらいの圧の強さで行ってくださいね!

③胸椎の可動性が低下する


関節などには、スタビリティとモビリティというものがあり、動いてほしい部分とあまり動いてほしくない部分があります。
脊柱でいうと、頚椎と腰椎はスタビリティ関節、胸椎がモビリティ関節です。
本来胸椎は可動性が高いのですが、デスクワークなど脊柱が丸い(背中が丸くなったり猫背など)状態が続くと、胸椎の可動性も低下してしまいます。
そうなってしまうと、代わりに頚椎や腰椎が動こうとし、首や腰の痛みに繋がったり、無理やり姿勢を良くしようと反り腰を招いてしまったり、猫背などを招いてしまいます。
ヨガなどで行うキャット&ドックのような姿勢でアプローチすることもできます。

ついつい長時間同じ姿勢になってしまうことが多いと思いますが、少し意識して動かすだけで姿勢の歪みや痛みから自分の身体を守ることにも繋がってきます。
また、視界が狭くなったり、目線が下に落ちて背中が丸くなることで、不安を招いたり、気持ちの落ち込みを招くこともあります。
姿勢は精神的にも影響を及ぼしてしまうんですね。

ひとりでも多くの人に、身体も心も元気に日々を過ごしていってほしいな、と心から思います。
そのために私も体や心を整える方法を伝え続けていきたいな、と思っています。
読んでくださり、ありがとうございます♪
少しでも参考になったら嬉しいです(*^-^*)

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