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腰痛が腹式呼吸で改善する3つの理由

以前、呼吸は、心身を整える上でとても大切だという記事を書きました。
呼吸により、姿勢が安定したり、心が安定したり、痛みが改善することもあります。
今日は、腰痛にフォーカスを当て、腰痛が腹式呼吸によって改善する理由をお伝えしたいと思います。

①自立神経のコントロール

まず、呼吸は自律神経をコントロールできる唯一の運動です。
呼吸は、吸気→吸うことと呼気→吐くことで成り立っています。
吸う時には交感神経が優位になり、吐く時に副交感神経が優位になります。
息を吐く時には、何も筋肉を使わないので無駄な力が入っていない状態になり、リラックスしています。

腹式呼吸ができるということは、吐いた時に副交感神経が優位になっていると言えます。

痛みは、交感神経が優位の時に起こります。
なので、腹式呼吸がしっかりできることにより、痛みの緩和に繋がるんです。

②横隔膜と繋がる筋肉の機能

腹式呼吸は、空気がお腹に入っていると思っている人も多いかと思いますが、そうではなく、息を吸うと横隔膜が下がることによって、内臓器が押し出されているからお腹が膨らみます。

腹式呼吸ができているということは、横隔膜がしっかり働いているということです。

呼吸する時に働く横隔膜ですが、胸腰筋膜という膜によって、大腰筋や多裂筋、腰方形筋などと繋がっています。
これらの筋肉は腰椎周りの筋肉で、しっかり機能することにより、腰椎がグラグラしないように保ってくれます。

横隔膜や腰周りの筋肉をきちんと働かせることができると、腰痛の予防・改善に繋がってくるんです。


③横隔膜の機能

朝、起きたての時に腰痛が起きてしまう人もいるかと思います。
それは、寝ている時に同じ姿勢でいたために、椎間板の内圧が高まってしまって起こる腰痛です。
つまり、椎骨の間が潰れて神経を圧迫させて痛み感じてしまうんです。

なので、椎骨と椎骨の間を空ける必要があります。
それができるのが腹式呼吸なんです。

なぜかと言うと、横隔膜は、息を吸うと下に引っ張られますが、筋肉の性質上、上からも引っ張ります。
引っ張り合うことによって、椎骨と椎骨の間の内圧が抜けて腰痛が改善していくんですね。

横隔膜がしっかり機能し、腹式呼吸ができるということは、腰痛の改善に繋がっていきます。

腰痛は、今や肩凝りと共に不定愁訴1位、2位の症状です。
呼吸は腰痛を予防・改善する大切な運動動作です。
参考にして頂けたら嬉しいです♪
 
今日も読んで頂きありがとうございます(*^^*)

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