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過食症の始まり

摂食障害と言っても、症状は人それぞれだったりします。
拒食と過食を繰り返す人、過食嘔吐、非過食嘔吐、むちゃ食い症候群など・・・
私は、過食と拒食を繰り返す時期、過食嘔吐の時期、過食とうつで引きこもってしまった時期などさまざまな時期がありました。
どの時期もとても辛かったです。症状の違いで人と比べてしまうこともあるかもしれないですが、どんな症状も辛いんです。

今でも忘れない過食が始まった日

無理なダイエットから拒食症に陥った私。
ある日、家の冷蔵庫にシュークリームを見つけました。
今でも忘れないコージーコーナーのシュークリーム(笑)
食べたい、でも食べたら太る。その両極端な気持ちの間で戦っていました。
食べて運動しよう、と思い、シュークリームを食べました。
そのシュークリーム1個から私の過食は始まりました。

抑えられない衝動と戸惑い


そして、自分では抑えることのできない衝動に襲われてしまいます。
頭と気持ちでは、もう食べない、と思っているのに、コンビニに行き、菓子パンを買っている自分がいました。
お金を払う時の手は震え、泣き出しそうな顔をして。
何が起きているのか自分でも分からず戸惑い、パニックになりながら食べている自分。
そして、それでも衝動はおさまらず、スーパーへ。

自分の行動に戸惑ったまま、太る恐怖感や不安と抑えられない衝動との間で、ただただ泣きながら食べるしかなかった・・・

そして始まった過食の日々


その日から私は度々過食をするようになりました。
当時、専門学校に通っていた私は、学校が終わるとすぐにコンビニへ行き、家に着くのを待てずに食べながら帰っていたほどでした。
 
常に太る恐怖と不安と食べたい衝動に襲われ、狭間で苦しみながら、それでも食べるのがやめられない。
そんな過食の日々がしばらく続くことになります。
そして、周囲に理解してもらえない悲しさ、太ったことをさらす恐怖感を抱えながら過ごす毎日に突入していきました。

あの日の記憶。
泣きわめきたかった。
頑張って痩せたのに。もっと痩せたいのに。
痩せた自分、痩せたい自分が崩れていくようで、どん底に突き落とされたような気分になった。
あの頃は、痩せた自分にしか価値がないと思い込んでいたから。
 
きっと、自分の身体と心が限界だったんだと思う。
そこまで頑張り続けてしまったんだと思う。
 
だからこそ、無理したり我慢する食事制限の危険性を
ひとりで辛さや苦しみ、ストレスを抱え込まないことの大切さ、心身への影響を経験と共に伝え続けていきたい!

一生かけて・・・
 
今日も読んで下さり、ありがとうございます(*^^*)


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