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血糖値が乱れる3つの要因

血糖値は、血液中にある糖の値。
この血糖値が急上昇したり、急下降する血糖値の乱高下により、心身の不調に陥る人も少なくありません。
通常、食事をすると血糖値が上がり、一定の血糖値に保とうと血糖値を下げるホルモンであるインシュリンが分泌されます。

しかし、一気に血糖値が上がってインシュリンが過剰に分泌されてしまったり、インシュリンが適度に分泌されなかったりすると、血糖値が一定に保たれなくなり、心身への不調に繋がります。

私も血糖値の乱れにより心身の不調に悩まされたひとりです。
機能性低血糖症の時期や夜間低血糖の時期など、血糖値が乱れやすく、その乱れによってうつ症状や過眠、朝起きられない、夜中に過食してしまう、などさまざまな不調に悩まされました。

今日は、血糖値が乱れてしまう要因を3つお伝えしていきたいと思います。

①精製糖質の摂取


精製糖質の摂取による血糖値の急上昇と急下降が血糖値を乱す要因になります。
精製糖質である、砂糖や小麦粉、白いご飯などを食べると一気に血糖値が上がり、インシュリンの過剰分泌により一気に血糖値が下がります。
その時にイライラしてしまったり、気持ちが塞ぎ込んでしまったり、また食べたいという衝動に襲われたりしてしまいます。
精製糖質の摂取を控えるだけでも不調が改善することはあります!


②ストレス


実は、血糖値を上げるのは、食事だけではありません。
それは何かというと、「ストレス」です!

ストレスを感じると、そのストレスに対抗しようと、さまざまなホルモンが分泌されて心身をストレス対抗モードにします。
心拍数や血圧をあげたり、脳の機能をフル回転したり、危険から身を守ろうとしたりします。
その時に血糖値も上がります。

ストレスがかかった時に分泌されるコルチゾールはそのホルモンのひとつです。
また、ストレスにさらされ続けていると、コルチゾールの分泌が追い付かなくなり、逆に低血糖になってしまうことも考えられます。
そうなってしまうと朝分泌されるはずのコルチゾールが分泌されずに起きられないといったことも起こります。
食事に気をつけるだけでなく、ストレスをこまめに発散することは、血糖値のコントロールにとっても大事なことなんです!


③糖質制限

ここ数年で、糖質制限が流行りましたよね。
しかし、糖質制限することで、逆に血糖値を乱してしまうこともあるんです。
糖質を摂らないということは、血糖値が上がらないので、インシュリンの分泌量が極端に減ります。
そうなってしまうと、インシュリンの感受性が悪くなってしまう、つまり必要な時に必要な量を分泌することができなくなってしまうんです。
なので、一定期間の糖質制限後に糖質を摂ってしまうとインシュリンが上手く機能せずに、少し食べただけでも血糖値が急激に上がってしまったり、血糖値が下がり過ぎてしまい食べたい衝動にかられてしまうこともあるんです。
それがひとつのリバウンドの原因なのではないかな、と個人的には思います。
糖質を全部カットしてしまうのは、血糖値の乱れを招き、心身の不調を招くことにもなり得ます!
 
血糖値の乱れは、身体だけではなく、精神的にも大きな影響を与えます。
これからも私の経験も含めて、同じ苦しみを味わう人を減らしたい!という想いを叶えていくために伝え続けていきたいと思います!
 
今日も読んで頂き、ありがとうございます(*^^*)


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