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【雑記】新作の0話を書いた

昨日は珍しくゲームのことを書いたのですが、今日はいつも通り創作の進捗を書いていきます。もういつも通り過ぎて間違い探ししないと分からないくらい似たような文章を書いているかもしれませんが今日の自分は一味違います。
給料が入ったので久々にさっきお酒を飲みました。頭が痛いです。
こんな早く痛むことある?なんかそのうちだんだんきつくなるみたいなのならわかるんですが、もう頭痛いです。二度と飲みません。

ということで先日からさっそく#1をnoteに書き初めまして、一昨日の記事にも書いたのですが大きなミスをしてたことに気づきます。

「あ、タイトル決まってねえじゃん!!」

物語の大きな設定がどうだとか、設定は書けても物語の大まかな流れが書けないとか、言っててものすごい大事なところ見落としていました。

ということで昨日書き進めながら即席でタイトルをつけたのですが、ちょいダサになってしまいました。ここでタイトル発表と大まかなお話の予告っぽいものだけ書こうと思います。いわゆる0話ですね。


1月9日、○○小学校にて……
「みんな、久しぶりだな。」
僕らは数年でかなり変わったが、8年ぶりに会う先生は何も変わっていない。
爽やかなスマイルとどう手入れしてるんだというくらいに真っ白の歯。
今日は成人式、背筋を正して先生の話を聞くのは卒業式以来だろうか。

普段は退屈してたはずの先生の話はなぜか今日だけ辛くない。
全部がスッと入ってくる。
小学校の行事の話をしたり、ヤンチャしてた生徒を指さして笑いが起こったり、先生の一番の思い出をしたりなどさまざま。

しかし、全部自分に関係の無い話である。
当時の自分は面白くもなければ勉強ができるわけでもない。
学芸会で主役を張れるわけでもないし足が速いわけでもない。
ステータスは平凡よりちょっと下で、目立った活躍をしてきていなかった。
中学ではいじられキャラというアイデンティティでほんの少しだけ盛り返したつもりだったが、それも別に綺麗な思い出かと言われたらそんなことは無い。

全部の話がスッと入ってくるからこそ退屈してた時ぐらいに辛い。
冬なのに体が熱い。
はやくタイムカプセルの中に入れてたおもちゃだけ受け取り、比較的仲のいい友人がいた中学の頃の奴らで涼しくなりたい。

そんなこんなで小学校での成人式も佳境を迎え、近くの公園で中学の奴らと集まる。
「おう、久し…じゃないわ、前あそこであったわ!」
友人と懐かしのグータッチを交わし、勢いとノリのままハグをした。

集まった友人はだれもかれも成長を遂げている。
正統に大人になったやつもいれば、イメチェンが大成功している奴もいる。
「おー二人とも!!」
「おぉ…久しぶり…?」
「え?トーキだよ!渋島燈喜!」
「え!?」
噂をすればやってきた。
大きかったメガネはコンタクトに変わり、髪の毛は緩いパーマをかけて、カッコ良さげなイヤリングを沢山つけている。
大学に行くもの、働き始めているもの、早めにドロップアウトしたものなど、同じ学校という箱の中にいたとは思えないほどに様々な人生を歩んでいる人々。

「やべえよな、みんなカッコ良くなってるわ。」
そういう彼も爽やかになっているが、イメチェンをした人がほとんど。
この日だけはみんなテンションが高い。
天気がいい日でよかった。
ここまで同い年に触れたのは久しぶりだ。

「あ、てか二人って同窓会行くんだっけ?」
勢いに任せて参加すると言ってしまった同窓会がこの後にある。
急にふと思い出した自分は、来てくれと強く願いながら言葉をこぼす。
「あぁ、最初いく予定だったんだけど彼女と飯行くことになったんだ…。」
「俺は高校の奴らと会うからパスした。」
「え、マジ?」
一人はごめん、もう一人はご愁傷様ですと言わんばかりの表情で同時に手を合わせた。
ここからの記憶はほとんどない。二人が来ないというので緊張感が一気に上がった。

これは同窓会でボコボコにされた僕が、帰りの公園で見つけたロボットにお酒のテンションで乗り込んでしまい、ワープしてしまった終末の世界から元に戻る方法を探す物語である。


ということで無理やり1話につなげるために書いた0話でした。
あくまで1話のための助走をつけるお話なので基本的に見なくても大丈夫な奴なのですが、一応主人公の性格を深堀るためにいま思い付きで書きました。
1話からは上記の最後の文章あたりからスタートするので良ければご覧ください。
今週の土曜15時から多分10週、多くて15週かけて投稿しますので、良ければ見ていただけると幸いです。それでは!

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