「健康のために痩せる」をやめよう

散々ダイエットを繰り返してきた人程食べものと上手に付き合えていない傾向が見えます。もうダイエットはやめたい、でもまだ痩せたい。この葛藤を経験している人は沢山いると思います。

痩せ願望は美意識でそこに流されない様にしたいという人は最近増えていると思います。ただ、美の為に痩せる必要はないと分かっていても、実は「健康の為に痩せる」という概念も手放す必要があります。

・・ぇ👀⁉️

太ってるのは健康に悪いのは誰でも知ってる事でしょ！？

そう、基本知識になってるので、減量をしない事を初めは受け入れられないのは分かります。

なぜこんな事を言うか、
エビデンスに基づくものなので、読み続けてください　↓↓↓　

ダイエットというのは続かない、そしてリバウンドしてしまうもの

実はダイエットで失敗する確率はなんと95%！

それを聞いて、リバウンドしても良いから、一時的でも痩せたい。少しの間でも健康的でいたいって思ってませんか？

インテュイティブ・イーティングの研究で分かっていることは・・

◼　ダイエットする人は何度も繰り返す傾向があります。前回痩せたからまた痩せられる。でもダイエットって繰り返す程体重が落ちにくくなり、太りやすくなるんです！ダイエットすると肥満なりやすい。つまり、太りたかったらダイエットすれば良いって言えるでしょう。ただ、太るだけではなく、空腹感や満腹感も自覚しにくくなり、精神的な害も与えてしい、摂食障害にも繋がりますので誰にもダイエットおすすめはしません。太りたい方も含め。

◼　体重が上がったり下がったりを繰り返す事をウェイトサイクリングといい、実は内臓に負担をかけ、病気につながるという研究結果も出ています。

👩🏻‍⚕️じゃ、なんで医者は痩せなさいと言うの？？おかしいでしょう！

はい、おかしな話です

ダイエットは効かない、持続しない、摂食障害のリスクがある、メンタルヘルスに悪い、と危険性まである事は多数の研究結果で証明されています。
でもダイエットが長期で成功したという研究は未だありません。

それでも、2013年に米国医師会では肥満＝病気とみなされました。

肥満へ対してのマイナスイメージは”美”やダイエットビジネスから生まれたものだとしても、病院の影響も大いにあり、ダイエットの問題は悪化しています。

肥満は病気のリスクがあるとしても、ダイエットする事も病気のリスクをもたらします。ただ、「肥満＝不健康」という概念は強く根付いている為、反論する研究結果が沢山あっても、その考え方を変えるのはとても難しいようです。

この考え方をすぐに受け入れてもらえるとは思っていません。でも、もし食や身体で悩んでいる、苦しんでいるという場合は「なぜダイエットをするのか」、「なぜ痩せたいと思うのか」を自分に問いかけてください。

インテュイティブ・イーティングでは、太ってても良い、何食べてもいい、運動しなくてもいい、という事ではありません。ダイエットは心にも身体にも負担をかけてしまい、軽い気持ちで痩せよう！と思う事は実は不健康で時には危険な場合もあります。

インテュイティブ・イーティングを通して自分の身体と向き合う。身体の感覚に応じて食べられるようになる、そしてダイエットの思考を手放して自分の身体を大事にする。これを練習すると楽になれる、好きなご飯を美味しく食べられる、心も身体も健康的になれるんです。

自分の身体を大事にすると自然にバランスの取れた食事をとるようになり、身体も動かすことが気持ちよくなると思います。もし今まで余計な栄養を取っていた場合、インテュイティブ・イーティングをしていくと短期の結果は見られなくても、いずれは身体も変わっていくでしょう。体重が減る事を期待してもいけません。インテュイティブ・イーティングをしていくことで体が自然体に近づいていく事は副反応として可能性があると考えてもいいでしょう。

海外ではインテュイティブ・イーティングは最先端の病院でも使われていますので、また新たな概念ではなくしっかりと多数（１２５以上）の研究結果に基づく方法論です。

食と上手に付き合えるようになりたいと思うかたは是非インテュイティブ・イーティングを実践してみませんか。

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