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競技スポーツを行なっていた頃

毎週月、水、金曜日に更新している、登山塾「ippo」。水曜日は私(安藤真由子)のトレーニングなどについてお伝えしています。最近、自分自身が行なってきたことについて、振り返るきっかけがありました。日頃から過去を振り返ることはよくあるのですが、登山のことや、仕事のことが中心でした。それが、今回の振り返りは、私が学生だった頃に自転車(ロードレース)を競技として行なっていた時のことについてでした。

私は鹿屋体育大学の自転車競技部に所属していて、ロードレースとトラックレース(3kmと20kmポイントレース)を専門に走っていました。

自転車ロードレースとは(Wikipedia引用)
主に舗装された道路を自転車で走り、ゴールの順番や所要時間を争う競技である。走る距離は短いものでは数km程度、長いレースでは1日で300km弱にも及ぶ。1日で終わるワンデーレースもあれば、数日間に渡って行われるステージレースもある。

今日はその時のことについて書いてみようかと思います。

自転車競技を始めた理由

中学の部活(陸上部)の顧問に勧められて、高校からトライアスロンを始めました。福岡の短大に通っていた頃も行っていたのですが、そこで九州の学生同士での合宿に参加したことや、インカレに出場したことで、短大卒業後に鹿屋体育大学へ編入してトライアスロンを続ける決心をしました。鹿屋に編入後、自転車競技のレースに出場したところ、いきなり入賞してしまい、自転車競技に転向しました。もともと水泳が苦手だったので、トライアスロン選手としては平凡な記録しかなかったのですんなり転向できました(笑)そして、自転車競技の方がトライアスロンよりもマイナー種目で女子選手が少なかったことも運がよかったのです。

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トレーニング計画と実施

運動生理学の研究室に入るくらい、体の仕組みやトレーニングについて、とても興味があったので、トレーニングメニューについても自分自身で計画を立てていましたが、先輩や指導者にアドバイスをいただくこともたくさんありました。研究室の先生や先輩のもと、自分の最大酸素摂取量や心拍数、血中乳酸濃度などを測定できたことも大きかったです。客観的数値で自分の弱点を知り、レベルアップするためのトレーニング方法を考えて実践してみる、そして試合などで結果を確認する。結果が悪ければ、トレーニング方法を再検討する。そう、まさにPDCAを実践していました。自身の体や心に本気で向き合い、それを日誌につけていた4年間でした。(写真は当時の練習日誌)

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自転車競技の成果

自転車を競技として本格的に続けた4年間。結局、日本代表として合宿に参加したり、ワールドカップに参戦させていただくこともできました(写真のNO.73が私ですね〜)。結局、大学院を修了して就職という道を選んだことで、競技を続けることにはならなかったのですが、競技を通して自分のことを真剣に考えた4年間があるからこそ、“今”があると思っています。自転車ロードレースでは、自転車に乗りながら水分補給をしたり、補給食を食べたりします。なので、登山中に歩きながら水分やエネルギー補給を行うことは全く苦ではありません。何時間も歩き続けることも大好きです。

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自転車のいま

自宅にはロード用自転車があります。普段はそれに乗って自転車通勤をしています。競技を行っていた頃のように頑張って走ることはなく、息が切れることもないくらいのペースで走っていますが、それでも片道約1時間の自転車通勤はいい運動です。最近、自転車通勤やサイクリングを始めた方も多いと聞きます。自転車も安全に楽しく乗りたいですね(^^)


※こちらは、期間限定の無料配信記事となります。5月は限定期間として無料で配信いたします。

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