国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチとしての365日
2020年11月16日📅
ちょうど1年前の今日、私は国際コーチング連盟認定のプロフェッショナルコーチ(Professional Certified Coach*以下PCC)になりました。
PDFで送られてきた認定証に味気なさを感じながらも、それを出力したコピー用紙がなんだかとても重く感じたのを覚えています。
さて、この1年間を振り返ってみると
「秒で過ぎた!」
の一言が浮かびます。
コーチとして6年目を迎えたこの1年は、それ以前とは比べものにならないほど、大きな変化を体験していたように思います。
私自身に起こったもっとも大きな変化は『壊す勇気を持てた』こと。
PCCの取得には500時間以上のセッションを実施することが必要です。
クライアントにとことん向き合い続けた500時間。
毎回のセッションの積み重ねで学んだこと。
クライアントと一緒に見つけたもの。
それらが、私の中にノウハウとして蓄積し、独自のメソッドとして形作られようとしています。
教科書の学びは大事だけれど、現実は教科書どおりにうまくいかないことだらけ。
だからこそ、セッションの中で試行錯誤し、実践で得たことをクライアントに、そしてこれからコーチングスキルを高めたい方々に伝えていきたい。
そう思えるようになったのも、資格という”お墨付き”を取得したことがきっかけでした。
同時に”お墨付き”に頼り、自分自身の存在を認められていなかったことにも気づきました。
今は、PCCの資格を持つコーチであることと、自分という存在どちらも誇りに思えています。
しかしそれ以上に、クライアントと共に作り上げてきた時間を誇らしく思えている自分が好きです。
黒子からバディへ、変化するクライアントとの関係性
この1年、ありがたいことに長くご継続いただくクライアントが増えました。
50%以上のクライアントが1年以上のお付き合いになります。
ご一緒する時間が長くなれば
「また悪い癖が出ていますよ」
「あの時こうでしたけど、変わりましたね!」
など、良く知っているからこそ伝えられることが増えました。
と、同時にコーチとしてのコミットメントが深まっていることを感じています。
「コーチは黒子であるべき」
「クライアントが舞台の上で主人公として輝くために、コーチは裏方に徹する」
1年程前までは本気でこう思っていました。
私とクライアントとの関係性に変化が生まれ、より強固なパートナーシップを築くようになると、黒子では居られなくなりました。
私はクライアントに対して『バディ』という言葉を良く使います。
バディとして、クライアントの目標に向け私も舞台に上がる覚悟をした時に、見える世界が明らかに変わったのです。
ジャケットを着て会議室で話し合う、そんなかしこまったイメージではなく、腕まくりをして一緒に走る。
そして共に『描いたゴールのその先』の景色を眺める!
そうやって一人ひとりのクライアントと積み上げてきたコーチング体験が、クライアントのさらなる前進の糧として繋がっていく。
これからもご一緒したクライアントとの体験が、私の中で有機的に繋がり、紡がれていくのだと思います。
変化の多かった1年を経て、新しいチャレンジをはじめようとしています。
1年後の今日をどんな気持ちで迎えるのか、今から楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
▼▼中井茉由子オフィシャルサイト
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