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For Executives

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組織の前進に向かう経営者・幹部のためのエグゼクティブコーチング セッションの中で起こった変化と気づきについてリアルなSTORYを綴ります。
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#コミュニケーション

経営者の誤解 【自分で解決しないといけない!と思い込んでいました】

この1年、経営者仲間との集まりや会食に参加する機会が増えました。 経営者が集まると、必ず話題に上がるのが人と組織に関する悩み! ✔︎ 期待していたメンバーに辞めたいと言われた ✔︎ 管理職や幹部が育たない ✔︎ トラブルが発生する前に報告が上がってこない ✔︎ 役職者同士のコミュニケーションが取れていない ✔︎ 従業員同士が対立している ・ ・ ・ など、書き出したらキリがありません!泣 参加メンバーが変わっても、団体が変わっても、経営者たちから同じような悩みが語られて

成長率175%を300%に!コーチング継続が組織に与える価値

そんな経営者やリーダーの声をよく耳にするようになりました。 変化の激しいVUCAの時代、目の前にある課題だけでなく潜在的な課題とも向き合わなければ、ビジネスシーンで後手にまわってしまうと考えるリーダーは多いのだと思います。 とはいえ、目の前の課題だって山積み。 その先にある潜在的な課題に目を向けることは簡単ではありません。 だからこそ、未来に向かうための投資としてコーチとの時間があるのだと思います。 株式会社Alphakt代表取締役の流石栄太さんは、定期的にセッション

経営者こそコーチング!ブラインドスポットで会社が変わる

経営者の方からこんな質問をいただくことがあります。 私はこれまで2000時間以上の1on1セッション、そして1万人以上のリーダーとの対話をしてきました。 その中で感じるコーチングの真の価値は、ひとりでは考えられない領域【ブラインドスポット】にアクセスできるということ。 ▼ブラインドスポットって何?と思った方はこちらの記事をどうぞ 本記事では、コーチングセッションでブラインドスポットを扱うことがビジネスにどう影響するのか、具体例を交えながら詳しく見ていきます。 最後ま

何でも1人で決めてきた! そんな経営者こそコーチングが効果的な理由

経営者の方からこんな質問をいただくことがあります。 これ、半分正解で半分は改善の余地ありな考え方です。 これまで悩み苦しみながらも、たくさんのことを1人で考え、決めてきた経営者はそこから、コーチの力を上手に活用するイメージがわかないのも無理はありません。 コーチング関連の書籍は数え切れないくらい出版されています。 それらを読んでも、コーチングについて「わかるようでわからない」と、私自身も感じてしまうことがあります。 コーチの私がそのように感じるくらいなので、経営者が

コーチングの費用対効果!経営者の時間を増幅させるセッションとは?

人と組織の問題で悩む中小企業経営者のためにもっと役に立ちたい! そう思いChatGPTにこんなことを聞いてみました。 すると、真っ先にあげられたのがコストと費用対効果に関するもの。 その中でも 費用対効果が見えにくい 効果が測定しにくい という2つの項目が私の目に留まりました。 「決して安くない投資をして、効果あるの?」 言葉を選ばずに言うと、 「それで売上あがんの?」 って思いますよね。 私はコーチであるとともに、株式会社Vividfactorsの経営者。

コーチング不信だった経営者の言葉 【中井さんとはビジネスの話ができると思いました!】

2016年にプロコーチになり、あっという間に9年。 この間、コーチング関連書籍の発行数も、コーチングスクールも急激に増えました。 それでも なんて声は一向に減る気配がない! むしろコーチングに対する認知が広がった分、否定的な声も広がっているのを感じます。 実は私も、スクールや協会の教えを徹底的に守るスタンダードなコーチングには、首をかしげてしまうところがあります。 コーチングに可能性を感じ、興味を持ちながらも、二の足を踏んでいる方にこそ、本記事を読んでいただきたい!

茉由子さんは、もっと人に甘えられると伸びるよと言われフリーズした私

コーチという”相談業”について丸9年。 実は私、「相談できない人」でした。 2021年の夏、同時期に2人の男性からこの言葉を言われました。 一人は私の趣味でもあり、大会に出場するほど熱中していたスキーを通して知り合ったプロスキーヤー。 もう一人は、出会ったばかりだったビジネスパーソン。 それぞれが食事の席の他愛もない会話の中で、私に「人に甘えられるといい」とアドバイスしてくれたのです。 この言葉を言われた時、「え〜、そうですか〜?」という当たり障りのない反応をしたのを

学年首席の不良だった私の原体験、見つけたビジョン

中学3年生の3学期、最後の通知表を手に担任の外山先生(仮名)は笑いながらこう言いました。 全教科オール5 すべての項目にプラス評価がつく超優秀な成績。 でも、外山先生の「こんな通知表、初めて見たぞ」に込められた言葉の真意は「優秀な成績」の部分ではなく△や☓が並ぶ生活態度。 そして、1学期、2学期と学期が進むにつれ増え続ける欠席日数。 「優等生なのか、不良なのかわからない」 このギャップのことを指していたんです。 当時の私は、常に学年トップの成績、そして所属していた水

言い訳を続ける部下が変わる!リーダーのマインドセット

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 日々、中小企業経営者の人や組織に関するご相談に乗っています。 本記事では、特に相談を受けることの多い「言い訳を続ける他責思考の部下」との関わり方について、実際の事例を取り上げながら、コーチング的解決方法をお伝えします。 部下が「他責モード」に入り、過去の経験や周囲の環境のせいにすることで、自分の責任から逃げようとしてしまう・・・。 過去の失敗や他人の言葉を理由にして、前に進むことを避けている姿を見ると、経営者としては怒

わからないなら言ってくれ!動かない部下を変える効果的な関わりとは?

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 突然ですが、「やるべきことは伝えて、了承したはずなのになかなか動き出さない部下にイライラ・・・」という経験をしたことはありませんか? 本記事では、そんな悩み・イライラを抱えるみなさんのために「部下が動き始めるためのポイント」をお伝えします。 動けないのか、動かないのか・・・任せた仕事に対し、部下からは特に質問もなく、理解したものだと思っていたらまったく進んでいなかった!やるとは言っているが、取り掛かっているように見えな

「オレがやった方が早い!」がやめられないあなたへ

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 なんて、思ったことありませんか? いつも仕事がカツカツで部下に仕事を任せたいと思っているけれど、いざとなると自分が動いてしまう・・・。 自分自身がプレイヤーとして成果を出してきた経営者あるあるの悩みです。 本記事では、そんな経営者のみなさんが少しずつ仕事を任せられるようにするためのポイントをお伝えします。 マネジャーとして、そしてハイスキル人材としての価値プレイヤーとして優秀な成果を出し、シニアなポジションに就いた

中小企業経営者こそコーチングを受けた方がいいたったひとつの理由

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 「エグゼクティブコーチ」ってなんだか仰々しい言葉ですよね。 エグゼクティブといえば、上場企業とか、外資系企業とか、皆が名前を知るような大きな会社の経営者のように感じるのですが、実は私の法人クライアントの90%は中小企業の経営者です。 私は中小企業経営者が大好き。 中小企業経営者の力になりたいと心から思っています。 本記事では、これまであまり語ってこなかった私の中小企業経営者への想いをお伝えします。 中小企業経営者に焦

「変わるのが困難」と思われていた組織メンバーの行動が劇的に変わりました 【60代女性医師K・R様の体験談】

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 コーチングセッションは、守秘義務を遵守した上で行われる究極の内緒話だと思います。 だからなのか、「コーチング」という言葉がこれだけ広がっても、「結局セッションで何をやっているのかがわかりにくいよね」と思う方は多いのではないでしょうか。 コーチングで話されるテーマは多種多様で、仕事だけではなく、プライベートの気がかりなども含め多岐に渡ります。 (この自由度が「結局どういうこと?」という感じさせるのでしょうか・・・😂)

間違いだらけの1on1!上司がすべきたったひとつのこと

こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。 「1on1」という言葉をビジネスシーンで耳にすることが多くなりました。 流行病のように広がる1on1Google trendsで「1on1」という言葉の検索数を調べてみると、2024年4月の検索数はなんと2015年12月の10倍! ものすごい勢いで言葉の認知が広がっていますね。 でも・・・1on1という言葉が広がるのと同時にネガティブなイメージや間違った認識も広がりつつあるように感じるのです。 ✔︎ 話すテーマが明確で