見出し画像

09. 北海道に酪農体験に行って来た話。


絶賛移住模索中。

 北海道が好きすぎて、移住を模索中なわたくし。
北海道に住みたい欲がダダ漏れている…👇

…で、何を生業にして行きたいか?やっぱり酪農か農業に携わってみたい。自然と共に生きて死にたい。

 というわけで、有楽町で相談に乗ってもらい、就業体験をご紹介頂いたのでまずは体験してみることにした。

 何事も実際にやってみないと自分に出来るのか、合うのか否かもわからないからね。



酪農体験。(人生初)

2泊3日で標茶町にお世話になりました。

【1日目】
・ほぼ観光。

【2日目】
・AM6~8時頃まで搾乳体験。
・午後からもう少しゆったりと、ご夫婦で経営されている牧場で搾乳や仔牛の世話等の見学。

【3日目】
・AM6~8時頃まで搾乳体験。


……ガチでした。

早朝から頭も身体もフル稼働。


感想など以下に。

・手厚い。酪農を始めようとする人に対して、町単位で受け入れ体制がしっかりしている。研修施設がある。新規就農に対する支援もある。
・就職する牧場が住宅も借り上げorトレーラーハウスを建てたりして付いているところが多い様子。=単身用の賃貸住宅はほぼ無い。
・牛かわいい…。でも、あまり馴れ合ってしまうと危険なので、一定の心の距離が必要。(発情の際にじゃれて来てしまう可能性もあるのだそう)
・牛たちの糞尿の量が想像以上に凄かった。圧巻。
・早朝~と、昼過ぎ頃~仕事があり、間の時間が自由。さらに牛の出産があると深夜のシフトもある。
・ひとりでの新規就農は不可。というか無理。牧場に就職するか、酪農ヘルパーという手段がある。
・かなり身体も頭も使う。



情けない話。

 なさばなー!!(…って、もうこの元ネタ解る人少数派では?)

 もちろん筋肉痛になったw 重労働は想像どおりだった。まあ身体的にはしばらくやれば筋力も体力もつくし、早起き生活で健康的だなと思った。問題は生活リズム。自律神経が乱れやすいわたしにとって、早朝も深夜もシフトがあるというのは恐怖なのである。体調が乱れる=メンタルも病む。動けなくなるかもしれないのは恐怖でしかない。

 若かったらきっと「やりたい!絶対やる!酪農家になる!」という気持ちだけで突っ走ることが出来ただろうな…という思いが頭をかすめた。普段あまり自分の年齢を自覚しないでなんでも出来るつもりで居たけれど、今回ばかしは現実を突きつけられた気がした。年齢を言い訳にはしたくないんだけど、自重してしまう。全力で行くリスクを知っている。

 これが歳ってやつだ。

 なんだか自分にガッカリしてしまった。

 わたしの移住への旅路はつづく。。。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?