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筋子ごはん。

冬の食卓には必ず筋子があった。
山形…とりわけ内陸の村山地方特有のことなのかもしれない。(もしくは単にうちの家系の好みなのかもしれない(笑))

鮭は頭が痛くなるくらい辛かったし、筋子も例外無くそうだった。
干した魚(からかい)やスルメを煮込んだ料理が正月料理に並ぶ。内陸ゆえ、輸送するには干すか塩漬けにする必要があったのだろう。
鯉の煮たやつもよく出てきた。

銀だらなど、適当に手に入る筆頭の魚だったくせに。(おかげで現代買う気にならん)

身体にしみついた記憶。
今思い出す記憶の底辺を支えてくれているのは山形の記憶。
年を取るのは切なくも、いいもんだ。

筋子と炊きたてのほかほかごはんを堪能しなけりゃ私の冬は始まらない!!
勿論米は山形産のはえぬきだ!

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