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コーチングとコンサルティング:二刀流のメリット大きい

(写真は自ら飛行機から撮った今年3月の富士山❤)

私がコーチングを本格的に勉強し始め、よく聞かれるようになったのは、「いつかコーチとして独立する予定ですか?」

コーチとしての独立を目指す考えが頭をよぎったことは、コーチングを始めて当初何回かありました。でも、少なくとも現在は、現業のコンサルティングとコーチングの両立を図っていくことを目指しています。

理由は主に3つです(注:最初2つしか思い浮かばなかったが、典型的コンサルタントとして「3」つ目の理由欲しいなと思ったら、すぐに浮かびました!)

経営層の悩み、キャリアの悩みを自ら感じ続ける

1つ目の理由は、リアルタイムで経営にたずさわり、経営層が何で悩んでいるか常に考えていることが、自らのコーチングにポジティブに影響すると考えているから。私は、コーアクティブコーチングを行う上で、5つの資質が求められ、スキルを活用しながらコーチングを行います。その資質・スキルの中でも特に、経営層をクライアントとした時の直観(Intuition)と投げかける質問*の質が高くなるように感じます。

経営層の悩みだけでなく、キャリアの悩みを抱えるクライアントに対しても同様に考えています。私自身、自分が最も生き生きする仕事(かつ強みも生かせる仕事)は何か、もう20年ぐらい考え続け、多くの選択をしてきました。4業種5社、4か国で働いてきた経験は、クライアントのキャリアの悩みに対する私の姿勢に自然と表れるのではと思っています。

コンサルタントとしての差別化

2つ目の理由は、コンサルタントとコーチを両立する人が少ないこと。「事象(事柄)」を取り扱う仕事をする人が世の中に多いなかで、特にコンサルタントは「事象に解決策を導き出すこと」を付加価値とします。反対に、私が行うコーチングでは「クライアント=人」に焦点を当てます。たとえ、クライアントが悩み(=事象)を話をしていても、クライアントがどうありたいのかを聞いていきます。

左脳を主に仕事で使い、右脳を主にコーチングで使う日々を過ごしています。正直、この使い分けが難しいと感じる時も多いですが、だからこそ敢えてチャレンジ。自分の差別化になると信じています。

2つの仕事を通じて生活にバランス感を保つ

最後の理由は、単純に現在の仕事とのバランスを取るため。私は昔から「浅く広く」タイプで、一つのことに集中して極めていくのが苦手です。一つのことに集中すると、選択肢がなくなった気がして、変にプレッシャーを感じる傾向にあります。従って、2つの仕事を並行して行うことで、反対に双方に各々集中でき、仕事の質が上がると共に飽きずに長く続けられると思っています!

最後に

コーチングを始めてまだ1年。まだまだコーチとしての経験も積みたいし、そのためにはコーチングを行う時間数も重要です。ただ、人生100年時代でコーチングこそ生涯関わっていきたいことなので、気長にコーチングジャーニーは続けていきます。ふと大谷翔平選手が頭に思い浮かびました。彼みたいに二刀流をコーチングともう一つの仕事で実現していきたいです

*コーアクティブコーチングの用語で拡大質問を意味しますが、敢えてシンプルに「質問」と表記しています

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