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ロールモデルは存在しない!

こんにちは!ブリキャリコーチの首藤繭子(Mayuko Shuto)です。

コーチングセッションでよく聞かれるコメントの一つに、「社内にロールモデルがいなくて、自分の今後のキャリアイメージが湧かない」があります。

「上司を始めとして管理職はみな男性で、奥さんが専業主婦の人も多く、仕事を最優先した生活をしている。共働きで子育ても自分がメインでしながら、管理職としてどうやって仕事を両立させていいか分からない」

「シニアのポジションにいる女性は、仕事のためにプライベートを犠牲にしているようにしか見えない。私は、仕事もしながら、プライベートも捨てたくない。今の生活を変えずに昇進もして責任のある仕事は、どうすればできるのか。。。」

最近は、多くの企業が女性の活躍推進に積極的で、女性の管理職、更には役員も増え始めています。
しかし、業種や職種によってはまだ人数が相当限られています。

私自身、20代-30代前半の頃、ロールモデルの女性を探していました。しかし、女性の先輩は数えられるほど、かつ私にとってはスーパーウーマンのような方々で、見習いたくてもとても無理!と思っていました。

その後、比較的女性管理職の比率が高い会社に行ったのですが、そこでもロールモデルが見つかりませんでした。そこで気づいたのは、ロールモデルは存在しない!ということです。

なぜならば、人間は一人一人違って、ユニークです。生い立ちも違う、学歴も職歴も違う、結果として培ったスキルや性格的な強みも違う。更に、パートナーや子供がいる場合は尚更です。

したがって、自分がどのようなキャリアを作りたいかは、自分で考えるしかないのです
ではどのようにして自分で考えていくのでしょうか?

1人で自問自答すると、目先の状況に思考が限定されたり、知識や経験といった引き出しが自分自身に限定されるため、可能性が限定されてしまいがちです。
ブリキャリコーチングでは、例えば以下のような観点から、コーチがクライアントに問いかけ、会話を通じて思考を深めていきます。

・あなたの人生にとってキャリアとは何ですか?
・今後のキャリアイメージがないことで、あなたはどう感じていますか?

普段の生活では、目の前の具体的なこと、例えば仕事の内容、昇進に目がいき、自分の人生におけるキャリアの意味を考える機会はないかもしれません。

そこで、自分の人生とキャリアという根本的な問いに向き合うことで、自分が今後の人生に望むことを理解し、人生の一部であるキャリアにおいて実現すべきことを一緒に考えていきます

誰かを手本にしないと不安に感じる人もいるかもしれません。その場合、自ら描くキャリア像を構成する各要素(パーツ)を考え、パーツ毎にイメージする人を組み合わせることで、自分の理想像に近づけると思います。

自分が創り上げたいキャリアを自ら考え、実現すべくアクションを起こしていくことを、私はブリキャリコーチとして支援させていただきます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます!

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