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ブリキャリ流時短術!

こんにちは!ブリキャリコーチの首藤繭子(Mayuko Shuto)です。

「充実したキャリアとライフスタイルを実現し、人生を100%楽しむ」ブリキャリは、ある意味欲張りなコンセプトです。
キャリアも家族も趣味も、自分が充実させたいと思っている以上はある程度時間を使う生活です。

でも、時間が足らなくて、やりたいことが出来ていない、どのように時間をやり繰りすればいいか悩んでいるというクライアントに度々出会います。

「現在の時間配分はどのようになっていますか?」
「理想とする時間配分は?」
「理想的な時間配分で譲れないものは何ですか?」

聞いていくと、自分が譲れないと思っている活動の時間が、必ずしも自分が望んでいる活動ではない状況が、結構あります。

例えば、自宅での食事の準備。
「家族のために、自分が料理を作らなくてはいけない」
「忙しいのでデパ地下で買ってきたから、せめてお皿に載せなくてはいけない」

「~しなくてはいけない」という語尾がつくときは、自分の望みとのギャップがありうる可能性が高いです。
誰が「~しなくてはいけない」と言っているのでしょうか?

家族を含む他の人が言っている場合は当然あります(その場合については別の機会に書きます)。
しかし、自分が「そうすべき」と思い込んでいることはありませんか?

特に、日常の時間の使い方に関しては、数年前から言われている「丁寧な暮らし」の考えが自分を苦しめていることがあります。

「丁寧な暮らし」とは、本来、自分の内面を見つめて、「自分の心地よさを優先する」生き方をすることです。ただ、どうも「丁寧」という単語が先走り、日々の何気ないことに手間と時間をかけることの行為自体が重視されているように見受けられます。

日常生活で全てをきちんと行おうとしたら、時間が足らなくなるのは当然です。

もし、食事の準備は本来自分があまり時間を割きたくない活動ならば、全て材料を一から準備するのではなくミールキットを活用する、一部の食事は出来合いの料理にする、デパ地下のパッケージのまま出してお皿を洗う手間を省くなど、色々な工夫が考えられます。

経営の大家である、マイケル・ポーター教授(ハーバード大学経営大学院)の有名な言葉に
「戦略とは何をやらないかを決めることである」(the essence of strategy is choosing what not to do)があります。

時間は有限です。
自分が望んでいないものを行っている、更に思い込んでやっていることと、気づかないうちにストレスになっていることも多いです。

何をするかしないかの判断基準として、楽しい、やりがいがある、心がワクワクする、充実感を入れてみるのはいかがでしょうか。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます!


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