情熱大陸とか徹子の部屋とかプロフェッショナルとかダ・ヴィンチの作家特集に自分が出るとき、どんな話しようかなって考えることありますよね。
え、ないんですか…?
うそ…、あれってそういうシミュレーションするためのコンテンツじゃないの…??
すみません、冗談です。
私は長らく妄想してきたんですけど、自分が「小説家になりたい」と決意したエピソードとして、絶対これは言うって決めている15歳のときに親友のAとやってた交換ノートの話があります。
その名も、BNW報告書。
親友Aの名前の部分は加工してお届けします。お暇な方は、ちょっと見てやってください。
すごいエネルギーですよねw
ここには、見た目に死ぬほどコンプレックスをもっていた自分を文章によって笑い飛ばそうとする、なにかとてつもなく純粋なパワーを感じるのです。書いたのが自分だからかもしれませんが…。
彼女のこの回で好きなくだりは、
「さて、魅力的な人とはどんな人なのだろう?ブス?それもけっこうです。美人?まぁまぁそうでしょう。魅力というのは個性なのです。美人が魅力的という考えは、さっさと捨て去りましょう!」
言ってることも素晴らしいのですが、「それもけっこうです。」ってつなぎ、めっちゃかっこよくないですか?
そして最後の「雨が降りそうですが、かさは持ってきましたか?」
ここ、一気に中学校の廊下の雨の匂いが思い出されます。(超個人的w)
私と親友は別々のクラスでした。このノートはいつも廊下で極秘文書のように交換していました。
さて、対して私の返事は右ぺージです。
クレイジー……w
「そうです、あなたは劣っていません。」
めちゃくちゃかっこいいやん…。
この頃からもう、書くことでずっと救われてきたんだと思います。私の原点ともいえる作品です。
※A氏には掲載許可いただきました。