”使命”という言葉に起こる誤解
こんにちは。まゆちんこと、かげした真由子です。
そういえばちまたでは新しいSNS、Threads(スレッズ)」が、7月6日朝(日本時間)から解禁になりましたね。
とりあえずそういうのが好きな私は登録しましたので、ぜひフォローしてね。今の所気に入っています。
https://www.threads.net/@mayu.chin0612
フェイスブック、インスタ、ツイッター色々あるけど、一つにするならこれかもしれんと思って見ているところです。
(フェイスブックは残すけどね〜)
さて、きょうは少し「使命」という言葉について考えてみようと思います。
(最初に申し上げておくと、この話にオチはないでーす。書いてみたいだけです。)
この「使命」という言葉。
意外と概念が曖昧です。
まあ、そりゃそうかと。
そもそもが抽象的な概念ですからね。
こういうお仕事をしていると「使命を知りたい」「使命を生きたい」と願う方は多く、よく質問を受けるわけです。当然、占星術師としてもそのあたりに答えるノウハウというのをお伝えしていくわけですね。
そして、いつも思うのですよ。フラットな説明って難しいと。
いろいろな説明が既になされています。
わくわくすることが使命
自分らしさ=使命
あらかじめ魂が決めてきた約束のようなもの
この世で生きがいを感じるテーマ
使命は一つ
使命は複数ある
使命を持って生まれてくる人は一部
私達は全員使命を持って生まれてくる
ありのままの自分で生きること
幸せになること
などなど。
そして、いつも思うんです。
全部正解だよな〜と。だから説明に迷います。むずい!
おそらく「使命を語る」人たちはそれぞれ文脈が少しづつ異なっています。
だから、全部正解なのだと思います。
「使命なぞ、私達にはない。ただ生きるだけだ」という考えの方であっても、他の人からみたら「あなたは使命を生きてますよねー」なんて見方もできるでしょうし。
なにがいいたいかというと、「使命」って、掴み所がないよねーって。
(いやいや、そういうオチでもあるまい。)
だからこそ、使命を生きるためのノウハウが求められ、語る方がいて、それを受け取り輝く方がいるのだと思います。「使命」という概念にパワーが有るのは確かなようです。
人生不安な時、
・自分の人生にもっと一つの道を見出したい
・何かしら軸がほしい
そう思った時「使命」という取っ手を掴むのは、とても大事なことのように思います。
そして、この「使命」という言葉には誤解も生じやすいようです。
1つ目の誤解・・・
よく「使命」=適職 のようなイメージで捉えている方がいます。
結果的に、今の職業が使命を表現している方というのはよく見かけますが、職業とは限らないですよね。子供を育てることかもしれないし、笑顔で過ごすことかもしれません。
生きていることそのものが使命かもしれません。
(それはみんなそうか。)
・・・という誤解が一つ。
2つ目の誤解・・・
そして、もう一つ私が占星術を通して、色んな方の「使命」を読み解こうとする時に感じることがあります。
「使命を知りたい」というリクエストには「貴方の使命は占い師です!」等とわかりやすい「完成した絵」のようなものを想像されますが、そうではないのです。
結果的にはあると思うんですけどね。
使命は必ずしも「1つの完成した絵」として示されるものではないということです。
なぜなら、「使命を生きる」ことに関して、私達が宇宙から与えられるのは絵筆、絵の具、キャンパスだけです。
そして、「完成した絵」とは幾通りもあるからです。
あーややこし。
それでも、よくこう聞かれます。
「イチロー選手や天才棋士は小さい頃から使命が決まっていたのでしょう?」
そういうの私にはないのですか?と。
うーん。ちょっと違う気がします。
「使命を生きる」プロセスとしては、彼らと違う人のほうが多いかもしれない。
使命というものが「一つの絵」だとしたら、彼らは人生の初期段階で「下書き」を既に持っている人といえます。
完成図がなんとなーく、遠目に見えちゃってるのね。
そのように完成図を人生の早期に知りつつ、歩む人もいます。
(そういう人って、小学校の文集とかに将来の姿を既に書いていたりするし、あきらかに「これに才能がある」という発揮の仕方をします。)
そこから人生の物語が流れていき、それが使命を生きている、ということになります。
一方、完成図がわからないまま、好きな色を手にとることから始める人もいます。簡単に書ける図形◯△から書いてみるって人もね。絵は完成しないとどんな絵になるかわからない・・・みたいな。
それも「使命を生きる」ってことなんです。
(まゆちんは明らかにそっちですね。)
最初は最初に浮かんだ完成形っぽい使命をなぞっていたけど、途中で変わってしまう人もいるでしょう。
だから、「使命を知らないと使命に至らない」ってことはないんです。
ただ、自分がどんなタイプか?どんな筆を持っていて、どんな絵の具を持っているのか?は知っておいたほうがいいとは思います。
それは、なにかしらパワフルな力を得るから。アイデアの泉になるからです。
「なにもしない」で終える人生が悪いかって言うと、そうでもないのだけどね。
まあ、それはそれで使命なのかも、なんて思います。
休憩する人生ってのもあると思うもの。
だからそういう人は、なにか現実的に成果を求める人生より、豊かさな気持ちになることに集中したほうがいいのかもしれません。
まあ、それも色々。ほんと十人十色。
描き方は人それぞれ。
私が扱う占星術はそういうことが描かれているんですね。
って、ここでも誤解されるのは、正解の完成図が描かれているわけではなく、使命の描き方が表現されているってことです。
宇宙の与えてくれる使命へ旅ってのは、自由度が高いよってこと。それは確信がある。
完成図は、貴方の未来のみぞ知る。か。笑。
大事なのは、「今ここに生きている私自身」を大いに祝福してあげることなのかもしれません。
あたしってば、生きてるじゃん。すげーって。
それだけで、十分使命を生きていることになるのかもです。
ふーむぅー。
「使命」って、どうしてもこういう説明になります。
でもさ、だから占星術ってやめられない。(というオチ)
ちなみに、占星術でいうと使命の「命」は太陽星座。
すべての惑星が「命」という「太陽」へ向かうプロセス」だと思います。だから使命はホロスコープ全体から読み取らないといけないのさ。
でも、もっとシンプル化すると「使」は太陽のそばにいて、他の惑星とやり取りする「水星」ともいえる。(まゆちん説)
まったくもって筋のない話ですが、お付き合いいただきありがとうございまーす!
2020-07-18 01:16:39のリライト版
まゆちん
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