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初めてのフリーランス経験を語ってみる

2022年の1月、それまで正社員で働いていた会社を辞めました。

ぼんやりと今後のことを考えてはいたものの、すぐに転職活動をして次の会社へ!とは気持ち的になれなかった私。
結果的にフリーランスで働くという選択をしました。

フリーランスとして仕事を探す

特にツテもなかった私はWarisプロフェッショナルという正社員求人も業務委託案件も取り扱ってる女性向けの求人紹介サイトに登録しました。
正社員のみならず、フリーランスという働き方も推奨して数多くの個人事業主に業務委託案件を紹介している実績があります。

ここでキャリアカウンセラーの方に希望の仕事内容や働き方を伝えるといくつか案件を紹介してくれますし、自分でも検索することができます。

今まで企業研修で人材育成案件に携わっていたので、企業の育成支援、学び支援、組織開発支援の分野で引き続き仕事したいな~と思っていたところ、運よく希望に近い内容、働き方を実現できそうな企業(案件)を案内してもらい、結果的に、選考通過&オファーとなりました。

フリーランスとして組織に関わる

もちろん今まで仕事は10数年してきましたが、すべて正社員としての関わりで、フリーランスとして働くのは初めてでした。

転職も経験しているので、新しい会社に入ると、人間関係をつくったり、新しい仕事になれるために、なんでもやります!のような精神で溶け込もうとしてたのですが、時間を制限している&フルリモートの働き方なので、今までとは違うやり方をする必要があるなと感じました。

私が感じた組織への溶け込み方をいくつかまとめると・・・

・自分が何ができる人で、どんな貢献の仕方をしたいとのかを伝える

・関わりたい仕事や興味のあるテーマを伝える

・チームの人達と1on1の時間を設けてもらう

・できることとできないことをはっきり伝える
 (仕事内容はもちろん、働く時間や出社可否なども含めて)

特に時間に制限があってリモートメインだとコミュニケーションの取り方を工夫する必要がありますよね。

私は基本フルリモ希望でそれも了承してもらっていたのですが、最初のほうにやる気を見せようと何度かオフィスに通ったところ、出社できる人、と見られてしまい、出社業務を頻繁にお願いされかけてしったことがあります。

断って関係が悪くなるのが怖かったのですが、どこかではっきり話さないと自分としてもフラストレーションがたまりそうだったので、正直に可能な頻度を話したところ、きちんと伝わって解決することができました。

フリーランスで働くときは、自分ならこういう条件で出来ますよ、をはっきり伝えること、それに伴った行動をしていくことが大事だと感じた出来事でした。

フリーランスを受け入れるということ

私が最初にお世話になった職場は、業務委託の人も多数受け入れている企業で、あまり契約形態に関係なくフラットな人間関係を築けるところだと思います。

有難いことにフリーランス人材に対しても、定期的に1on1をしたり、どんなWill(将来の興味関心)があるのかを聞いてそれに繋がるような仕事を振ってくれたり、子どもが風邪を引いた時にもチームで助け合ったりと、とても前向きに関係を築いてくれています。

それが実現しているのも、組織の中の意識として、フリーランス=外注業者、ではなく、フリーランス=仲間の一人、として受け入れる文化があるからだと数カ月過ごしてみて感じました。

どんなにフリーランス個人が、組織に溶け込む努力をしたとしても、受け入れる側の組織に、一緒の仲間であるという意識や、事業の目標達成というコトに向かう意識が強くないとこのような風土は生まれないと思っています。

こういう組織が増えてくると働き方の多様性も広がっていくような気がしており、働き方×組織風土を支援するようなお仕事もいずれやってみたいと、最近は考えるようになりました。



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