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シンガポールから日本に本帰国したら、日本の”ふつう”が”感動!“に変わっていた話#7

これって海外に移住した人にとってはありがちな話かもしれない。でも自分が感じたことの備忘ためにも書いておきたいと思います。

今回は、感動✨ってほどでもないかもしれないけど、日本の住宅の素晴らしいところについて。シンガポールで住んだ家にも、日本の住宅よりもいいところが沢山あったのですが、日本の家のいいところに注目して書いてみます。

網戸のこと

ちょっと前にストレイツタイムズ(シンガポールの新聞)で、デング熱の患者数が急増しているという記事を見ました。デング熱は蚊が媒介する病気で、かかると高熱が出て、重症化して亡くなる方もいます。

シンガポールではその予防の為にも、定期的にペストコントロールと言う害虫駆除が行われていますが、サーキットブレーカーというコロナ感染拡大防止のための外出制限や、例年とは違うタイプのウィルスのためなど、様々な理由で今年急増しているのではないかと言われているようです。

ペストコントロールは週に1回程度、ヴィーーーンという音とともに白煙が上がるのが見えたりします。お兄さんが大きなホースがついている機械で、薬剤を撒いてくるので、3階に住んでいたときは、干していた洗濯物を慌てて取り込んだりしていました。

シンガポールでは、HDBと言う日本の公団住宅のようなところや、一軒家タイプ、コンドミニアムなど、様々なタイプの家に住みました。

写真は元々一軒家だった大きなお家をいくつかのユニットに分けて、数世帯に貸し出していた珍しいタイプの所で、一番気に入っていました。リビングの窓からは緑しか見えない。が、ここにも網戸はありませんでした。

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シンガポールは赤道直下の国。暑すぎるため、高級住宅などでは年中クーラーをつけていて、窓を開けることはあまりないかもしれないですね。けれど、風があったり比較的涼しい日には、窓を開け放して、天井についているファンで過ごすことも結構あったような。

最近は暑い日にはベランダ側のドアも、玄関側の窓も開け放っている我が家ですが、どちらも網戸がついていて安心して開けることができます

今は、その網戸を知らない間に全開にしてしまう息子がいるんですが・・・

畳の部屋のこと

シンガポールへの移住前、日本に住んでいた時は全然思わなかったことです。でも、シンガポールで子育てをしてみたら、畳の部屋で家族で川の字になって寝るのってなんて素晴らしいんだろう✨と実感しています。(3人家族なので、まさに川の字。)

子育てをした時に住んでいたのは、コンドミニアムタイプのお家でした。基本的に暑い国だからか、床はタイルや石の素材が多く、転んで頭を打たないか、とても心配でした。

息子が6ヶ月になった頃からシンガポールに再び住み始め、シンガポールで ズリバイ→つかまり立ち→歩く など、どんどん動けるように。それに伴い、床にマットを敷いて行動範囲と共にそれがどんどん広がって、最終的にはこんな感じに・・・

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1種類では到底足りず、使い終わったという友人や、本帰国する友人に度々貰って助かりました。

寝室は石ではなく、フローリングの床でしたが、ベッドが思ったよりも高くて(シンガポールで家を借りる時は、家具付きが多いので。)落ちて床に頭をぶつけたら・・・とよく心配していました。

もちろん大人用のベッドにも柵をつけたり、フローリングにさらにマットを敷いたりしていましたが、思わぬ行動をとったりしたら・・・などと心配でした。

それもあって、日本に帰ってきて息子の寝相の心配をしなくてもいい畳の部屋が、最高で仕方がありません。畳の部屋って、ダサい・・・とか以前は思っていたのですが、何も心配することなくゴロゴロと、好きな所で寝かせられる幸せを感じています。

そして、これが普通の賃貸住宅に普通についている日本、すごいと思う〜✨


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