正しい欲とは～正しい欲の扱い方～

今朝、会社へ向かうときにキレイな虹を見た。
本当に美しいという言葉が似合うくらいのキレイさだった。

どんなにキレイでも消えてしまう自然の儚さを感じた。

さて、正しい欲とは？
今日、とある駅から乗ってきたおばあちゃん。
2年ほど前に病気をしたのもあるらしいが、免許を返納して、バスやタクシーを使うようになったらしい。

バスも乗り継ぎしないといけないらしく、途中からは結局タクシーを使わなきゃいけなくて、めんどくさくなり、タクシーを使うようになったら、月に6万にもなり、いろいろ悶々としているようだった。

外に出なければお金は使わなくていいし、でもつまらない。

生きている以上、行きたい欲もある。
ランチも行きたい。
美容院も行きたい。

デリバリーでもいいんだけど、やっぱり出かけてごはん食べたいって思う。

最近は、正しい欲とはなんだろう？を考えるようになった。

と、おばあちゃん。

欲は生きる糧、希望にもなるし、お金を使うネタにもなる。

免許を返納したら、車買うのに、どんな車種がいいのか、車検とか、そんな選択をすることもなくなった。

選択肢がせまくなる。

やることもせまくなったら、3日で飽きた。

らしい…

私は話を聞きながら、

正しい欲とは？

というか、

正しい欲の扱い方

というテーマの方がしっくりきそうな感じがした。

欲は希望にもなるし、凶器にもなると思う。

扱い方が上手い人は上手に希望を叶えているように見える。

天使にも悪魔にもなる存在。

70年近く人生を送ってきたからこその問い。

深いなぁと思いながら、雨から急に晴れた夏空のような天気の午後だった。

一瞬、おばあちゃんが哲学者に見えたような(笑)