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お母さんが抱える「底知れぬ不安」の正体

仕事柄、お母さんとお話する機会が多くて、お子さんのことについても相談されます。そのとき、

特段目立ったことは無いのに、「うちの子大丈夫ですか?問題ないですか?不安なんですけど。」って深刻に言われるお母さんって、実はたいがい自分が疲れてて、自分の人生に問題を持ってる場合が多いです。

自分ではそれが見えてないんですけどね。

子どもは、そりゃ成長するにつれてなんだかんだあるんだから、あるのが当たり前ですからね。

子どもはなんかあることが普通です。

「全然問題ないですよ」って言うと、想像してたよりはるかに大きく安心するお母さん。

その様子が気になって、色々話を聞いてみると、めっちゃ頑張って無理しています。

そして、かなりお母さんだけが空回りのことが多いです…。

「あれもしてあげないと可哀想…。」
「この子はこういう子だから、こうしてあげないと…!」
「私が頑張らないと、この子の人生は…!」

てな感じで、子どもの人生を全部背負い込んで、自分の本来の輝きまで閉じ込めてる感じです。

要するに、生活に余裕が全くない状態なんですね。原因は、精神的なものでもあり、物理的なものでもあると思います。

こういうときって必ず、悩みが新しい悩みを呼び、不安が新しい不安を呼びます笑

だからいまいちど、安心して、落ち着く必要があるんです。

「お母さん、大丈夫ですよ。お母さんはもっとゆっくりゆったりして下さい。家族はみんな同じ方向向いてるんですから、助け合って当たり前ですよ。」って伝えると、「そうなんですか?そうですよね…」って表情が緩むんです。

そこから、お母さんの話題を深堀りして、根元にある問題を探って行ったりするんですけどね…

ま、そこはさておき、人というのは、自分の不安や問題を他人に投影するという変な癖があるということです。

だから、子どものこと、旦那さんのことで不安で不安で仕方ない…ってことがあったら、まずは自分が何かモヤモヤしたものを抱えていないか、探ってみてはいかがでしょう。そこから目を逸らさず、向き合うのが一番の解消方法かもしれません。

自分を客観的に見ることが難しければ、信頼できる専門の方に相談してみるのもいいかもしれません。

必要以上に家族に不安を抱えることをしないのが、幸せな人生の第一歩です♪

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