命をつなぐ、というお仕事
現在、参加者募集中の農業プロジェクト(仮)
【現在16名/30名】 2019年12月29日
募集締め切りまであと2日
一緒に畑で未来つくりませんか?♡
農業をやろう!と決めてすぐ、知り合いになった農家の方が畑を貸してくれる事になった
土の感じもいいし、面積も十分な場所、なんてありがたいの!!
神様からの「いいぞ」の合図を感じる
ただ、今回は農業プロジェクトという事で自分以外にも一緒に農業をやるメンバーがいる
その畑は駅から30分くらいは歩くので、もし人が来るとなったら集まるのは少し大変だなあ
そこで、駅から人が歩ける距離で更に畑を探す事にした
農業をやろうと決めたのが11月なので、まだ農家の知り合いは全然いない
農家さん&地主さん探しから、またやらないとな!そう思っていた
2日前、隣に住んでいるじいちゃんと家の前でバッタリあった時に「畑やってるんだって?どこの場所で?」と話しかけられて畑の話になった
あんまり意識していなかったけど、そういえば隣のおじいちゃんも畑をやっていたんだった
すると、じいちゃんが「俺もよ〜去年まで2個畑やってたんだけど、もうできなくなっちゃってよ〜。一個空いてるから、そこの畑使うか?」
まゆ「え!?いいの?」
じい「うん。だって空いてるんだから、いいだろう。」
そんな訳で、その場所を今日見に行ってきた
めっちゃいいんですけど!!!!!
土がふかふかだった✨
案内してくれたのは、隣に住むおちゃめなおじいちゃん「通称たむじい」
たむじいも畑を借りて農業しているらしく、畑の地主のおばあちゃんに話を通してくれるという
すごい、こんなに秒速で次の畑も見つかるなんて
やっぱり、神様からのいいね👍を感じてしまう私
そして、今日その畑まで案内してもらう途中のたむじいとの会話にもすごくヒントをもらった私
家から歩いて20分弱の距離だったんだけど、その間に「ここも昔は畑だった」という空き地がたくさんあった
たむじいは状況をよく知っている、まるで歩く生き字引
「ここも畑だったけどよ、じいちゃん死んじゃってよ。
ばあちゃん1人じゃできないからなあ」
「ここの家もよ、夫婦2人とも死んじゃってよ。
息子は帰ってこないし空き家だし畑もなあ〜」
「ここも畑だったんだ」
「ここもだよ」
以下同文の言葉がずっと止まらない
昔は農業と生活はもっと人々の身近にあって
家が農家だったらそのまま農家を継ぐパターンが多かったと思う
でも今はそうじゃない
完全に、農業は継ぎたくない職業ランキング上位の職業になってしまった
息子や娘は地元には帰ってこない
農家のおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなって
同時に一体いくつの畑が消えていったんだろう?
文字通り「消えていった」畑や生活のことに思いを馳せる
農業って植物の命を育てる行為だから、ある意味子育てみたいなものなのかもしれない(私は、子育ても農業もまだした事ないけれど)
だからもし
自分の育てている畑が、作物が、自分が死んだ時に誰にも面倒を見てもらえない状況だとしたら・・・私だったら心配だし、農業やるの怖くなりそう
急にもし自分が死んでしまったら、この畑はどうなってしまうんだろう?それだったら、もう農業は辞めようとなる場合もありそうだし
畑をやれていても、自分も高齢で体力的にもきつい、でも周りも同世代の老人ばかりで誰にも頼れない、やめても土地が荒れて管理が大変、続けても大変。そんな状況を孤独に戦っているおじいちゃんやおばあちゃんも結構いるのかもな、そんな想像ができた
継ぎ手がいないことの重圧や、自分の死と共に失われるものへの寂しさをめちゃくちゃ感じた
「俺もよ〜あとできて2年だな。畑もあるし、ハウスもあるし、機械もあるしよ。誰かやってくんね〜かなって思うんだよ〜」
たむじいが、少し寂しそうに言ってた言葉の意味が少し理解できた
乱暴な言い方かもしれないけれど、今生きている農家の人が死んだら終わりの農業の営みと畑が今日本にどんどん増えている
受け継ぐ人がいなければ
生活や文化はいとも容易く失われる
消滅する
新しく進化していく事が大好きな私だけど
「なんかそれって寂しいなあ」って今日は素直に思った
命が無視されているというか、大事に扱われなくて、結果途絶えるっていうことの寂しさ、のような
そして
逆にいえば、「受け継ぐ」ということは
命を繋ぎ続けるという事ができるものすごい尊いことかもしれないと思った
作物の命も、人間の命も
例えば人間の命は終わりがあるけれど
じいちゃんの畑を受け継ぐということは、じいちゃんの存在がその畑の作物を通して生き続けるという事にもなるんじゃないかな?
そんなイメージが湧いた
先祖代々の土地を守る、とか昔っぽい概念?であまり理解できなかったけど
今日、なるほど〜!!ってなった
生活や文化を守るってことは、今まで先に生きてきた何十億万人(もっと?)の先輩たちの命と、今生きている者たちの命
両方に敬意を払って大事にできる行為なのかもしれない
畑見学のあと、たむじいが言った
「年が明けたら、畑の草全部刈ってやるよ!それで、耕して、そしたらなんでも植えれるぞ〜」
そう言いながら畑を案内するたむじいは、とても嬉しそうだった
農業で、命を繋いでいくこと
私が想像していたより農業プロジェクト(仮)がつくる世界が、めちゃめちゃ壮大でロマンチックなのかもしれない!と思ってドキドキした1日でした
農業プロジェクト参加締め切りまであと2日!参加者お待ちしています✨
まゆちゃぱうぉにか
詳細はこちら
農業プロジェクトについてまゆが語っている動画です!これが一番雰囲気が伝わるかも✨
▶︎パート1(5:38)
▶︎パート2(14:18)
▶︎パート3(12:48)
見つけてくれてありがとうございます。「ごきげん」な未来に繋がる農業や心や体のことを実験中です。もし共感してくれる方がいましたら、サポートしていただけたらめちゃくちゃ嬉しいです。あなたの人生のごきげんなエッセンスになれたらそれが一番happy♡