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子どもに腹が立っても6秒待てなかったら

どうも、まゆみっこです。

現在2歳娘、3歳息子の母親業をやっています。本noteの目的は、ママたちの心理的負担を軽くする、です。

コロナで終日子どもと一緒で、心底疲れたり、鬱憤が溜まってきているご家庭もあるかと思います。

今日は「子どもに腹が立っても6秒待てなかったら」です。

■娘の悪行三昧

今でこそ少し落ち着いたけど、娘が1歳6か月~2歳までは本当に手を焼いた。善悪なんて持ってもいない娘だが、私から見たら、ただの悪行三昧だった。下記は一例だけど、ワースト順から記載した。

・勝手におむつを脱いで、その辺で💩💩💩まき散らす
・スープ・牛乳を必ずこぼして、手でばしゃばしゃテーブルをたたく
・寝つきの悪さ故か、毎日私のみぞおちにエルボー、首にケリ、指の爪をはごうとしてくる(そして寝ない)
・とにかく作業の邪魔をする。キッチンに立つと脚にしがみつく。段ボールが届くと開ける前に乗る。掃除機をかけているとコードを抜く。地味に腹立つ系を繰り返される。
・自分でやりたいのか、邪魔をされると号泣。泣き止むまで落ち着かせる。そして、一からまたゆっくりやりはじめる。朝が一番こたえる…。

■ソファ💩事件

糞尿まき散らす系は心底疲れた。ある日夕ご飯の支度をしていると、息子が「あーあー」と嘆いている。ふとソファに目をやると、娘がオムツを脱いで、ソファの上で💩をしておもちゃが💩まみれになっている。

ギャーーーーーーーーーーーー!!!

と絶叫する私に驚いた娘は、そのままソファの上で転んで、💩もろともソファから転げ落ちる。そのままごろごろのたちまわり、ソファ、床全面が💩にまみれたのだった。もちろんその後は、私の特大の雷が落ちた。

■そのうち手がでるようになった

特に上記ワースト1,2を毎日やられると、さすがに腹が立ってくる。どうしてわざわざその辺でウンチなんかするんだ。どうして飲みたいといった牛乳をひっくり返して汚すんだ。何もかも意味不明すぎる。そして、どうして私はこんなに毎日床に這いつくばって、何かをいつも拭いているのか(当時の育児の3/1は床拭きと子どものおもちゃ探ししかしてなかった気がする)。

あーもう!やめろっつってんだろ!

と、そのうち頭をべちん!と叩くようになった。当然娘は号泣するんだけど、ごめんなさいの言葉も勿論覚えていない。というか、言葉そのものもまだ言えなかったと思う。

なんとか気持ちを落ち着けて、「叩いてごめんね」と謝るも、寝かしつけの時には寝ない・叩く・ダイブする・頭突きをするが毎晩毎晩続き、またブチ切れる。

いい加減にしろ!寝ろ!!

そして娘は大号泣をして、そのまま寝落ちするようになった。

「まゆみっこさん、その言葉遣い、きつ過ぎて辛いよ。」と週末だけいる旦那が訴えようが、「じゃあてめえがワンオペしろ!」と一喝すると、何も言えない夫がいた。

書いていて、私もそうとうキテたと思った。

■アンガーマネジメントは効果的?

何があっても暴力はいけない、理性的に語るんだという方もいるけど、私、本当に尊敬するよ。私は短気な自覚もあってか、そんなこと出来るとすら思っていない。そんな人いるの?って思うくらい、信じがたいよ。

そんな時、ふっとどこかのネットで、「腹が立ったら6秒間我慢せよ」と書いているのを思い出した。でもすぐ頭からすり落ちて、瞬間沸騰するようになった。そこまで短気じゃないけど、拍車をかけて短気になっていく自分を感じた。

■怒りの神経はかゆみの神経のよう

これは私の持論だけど、怒りの神経って、かゆみの神経に似ている。かゆみの神経って、ビュン!って発達して、なかなか収まらないんだって。掻けば掻いただけ、この神経は収まらず、かつゆっくりゆっくり後退していくため、なんとか掻かないように軟膏を塗って、かゆみを抑えるのが大事なんだそう。

私の怒りの神経も大分発達したんだと思う。

昔は怒って叩いてしまう自分にとても罪悪感がしていたけど、じわじわ怒りの神経の発達と気持ちの慣れによって、麻痺していった。あぁ、こうして虐待って生まれるんだなと俄かに感じた。己の器の小さきことと、罵られたとしても、はいはいそうっすね、器小さいんで怒っちゃうんですと自分自身で開き直りかけていた。

■メタで考えよ

アンガーマネジメントの6秒待つは、私には向かなかった。実際やってみたけど、別のやらかしで、結局、逐一6秒待てなかった。なにその6秒、もったいなくね?とまで頭をよぎった。

でも、誰かに何かを言われたわけではないけど、メタで考えるのが好きだったのをふと思い出した。

■LINEスタンプをつくってみよ

一番効果的だったのは、娘のLINEスタンプをつくることだった。作り方はググれば山ほどでてくるので、ググってみてくれ。

そしてできたのが「ちーちゃんとしーなまん
※しーなまんは山とサウナを愛する旦那と私の友人です

ちーちゃん3

全てスマホのアプリ「アイビスペイント」で手書きで描いた。

今までめっちゃ腹が立った行動を観察して描くと、出るわ出るわ、今までの悪行三昧。いいですよ、これマジでデトックスです。

そして、悪行をしていても、観察をして描くことに集中したので、彼女がどんな顔で、どんな行動をしていたんだろうと見つめることができました。ただ、何が分かったかと言えば、分かったことはないんだけどw。

でも40も悪行は描けなかった。次第に、私の好きな娘の姿を書くようになった。実はとても面倒見がいいこと。愛情深いこと。寝顔がかわいいこと。筋トレが好きなこと。いつも軟体動物みたいに面白い恰好をしていること。

日記でも、絵日記でも、観察用のスケッチをすることをお勧めします。あなたの怒りと楽しみも交えてスケッチしましょう。

■ぺこぱになってみる

個人的なんですが、お笑い芸人のぺこぱの全肯定の世界観が好きなんです笑。

【漫画】「ぺこぱ」の漫才から学んだ“全肯定育児”にもあったけど、そう育児には子どもにもママにもぺこぱが必要・・・!!

「いやソファで💩をすんな!って、そこで💩をしてはいけないと、一言もいっていない・・・!排泄は・・欲だ。時を戻そう。(マジで戻して)」

■まとめ:メタは親の視点の第一歩

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育児は体を張ったネタづくりだ。ネタはメタだ。メタは親の視点だ・・・。と知った子育てステージがワンアップした出来事でした。

日々お疲れなお母さん・お父さんたち、本当にご苦労様です。本記事で、ちょっとでも気が楽になるといいです。

その後の娘との関係ですが、娘は悪いことをした!と察知すると、勢いよく「ごっめんねぇーー!!?」と叫ぶようになりました。

分かってないのに謝っている感じ、やっぱりダメだ・・・(私が)。と、がっくりきてしまった私。改めるのはいつだって自分です。

育児は続くよ、これからも。

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