西アフリカの教会文化からJazzを考察してみた~スキャットとコール&レスポンスについて~

どうも、まゆみっこです!
最近家族でAvatarifyアプリにドはまりしてます。

これで家族の取りためた顔写真で色んな動画を当てはめてみると・・・めっちゃ楽しい!みんなでゲラゲラ笑います。

そんな中、スキャットマン・ジョンを見て娘がマネをし始める。へぇえと思って調べてみると、なかなか壮絶な過去の持ち主だったのです。

スキャットマン・ジョンは酷い吃音の持ち主であり、吃音克服で彼が考えたのは、ジャズのスキャット法。

スキャットとは意味のない言葉の羅列だそうで、「意味のない言葉だったら、吃音ではないのでは?」というひらめきで、スキャットマン・ジョンが誕生したのでした。

彼のこのスキャット法を知って、
あ、私これ、ガーナの教会で知ってる・・・!となったのでした。

前置きが長くなりました。今日はそんな話です。

スキャットとガーナの教会で見た異言について

スキャットという意味のない言葉の羅列という言葉を聞いて、ピーン!と来たのが、ガーナでの教会。

異言とは:
異言(いげん)は、グロソラリアの訳語で、いずれも、学んだことのない外国語もしくは意味不明の複雑な言語を操ることができる超自然的な言語知識、およびその現象を指す。(引用:ウィキペディア)

それは遥か10年前、ガーナの教会に初めて行った時のこと。

お祈りタイムでした。
ガーナの皆様が、突如英語でもない現地語でもない、よくわかんない言葉をブツブツ言い始めたり、そのままテンションマックスになり昇天する姿を見て、超超超カルチャーショックを受けたのでした。

泣き叫ぶ人。
失神する人。
ハイになってジャンプし続け、最後にはばたーん!とぶっ倒れる人。
暴れる人を男二人がかりでフォローしたりするのです。
覗き込むとそこには恍惚した顔のマダムの顔が。

今の夫にそのことを話すと、あぁ、それ異言だよ。とさらっと回答。

画像1

写真はガーナの教会で歌と一緒に踊る私♪
祈祷にも方法がいくつかあるのねーと、感動した私だったのですが、いまここでConnectしました(根拠不明ですが、そういうことにしよう)。


コール&レスポンスと牧師と聴衆の関係性

神父「ネーム・オブ・ファーザー・ジーーーーーザス!!!!ハレルヤ!!!(さいきんすっかり春ですね)」
聴衆「アーメン!!(そーですね)」

春ですね、そうですね、懐かしいですね、そうですね。
タモさんのテレフォンショッキングですよ、これは。

画像2

神父さんは、プロレス実況中継のようなMCでした。
優しい神父が優しく諭しません。叫びまくりです。

ところで、日本の教会なんて滅多に行ったこともなかったので、聞いてて、あーなんだかJazzのコール&レスポンスみたいだなぁと思ったのでした。

調べてみると、アフリカでの宗教告知を受け答えで行うコミュニケーション方法→アメリカに渡ってゴスペルの歌唱法に進化→その後Jazzでコール&レスポンスとして発展と、あながち私の読みも間違いじゃなかったことも判明。

ちなみにガーナの時のブログがあるんですね・・・。
詳細はそこに書いてあるとおりですが。

まとめ:何かがどこかでつながっているから楽しいんだ

今のところ、西アフリカのガーナの教会文化とJazzの繋がりは2点しか見いだせていませんが、現地で目の当たりにした光景が、実はJazzの技法になっていたって、結構な発見なんです!(興奮)

何かがどこかで繋がっている。
スキャットマンにハマった家族から、また西アフリカのガーナと舞い戻ったのだった。

スキャットマンよ、永遠に。
まゆみっこでした。


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